バイオリニストの葉加瀬太郎が8日、神奈川・よこすか芸術劇場で秋のコンサートツアーを開幕した。12月9日、10日には東京・NHKホールで追加公演を行うことも発表され、12月31日の日本武道館まで駆け抜ける。 コンサートは「The Mission to Complete」でスタート。ギターのリフが007的な“スパイもの”である。続いて、ニューアルバムにも収録されている「Trip of Dream」「オルクドール〜プラチナの風」「To Love You More」「Feather and Leaf」、さらに95年の葉加瀬とセリーヌ・デュオンとの共演で広く知られる名曲「To Love You More」。その後は、バンドの音楽監督である羽毛田と葉加瀬の共作であり、前半はピアノの伴奏だけをバックに後半はバンド全体で壮大に盛り上げるバラード「Feather and Leaf」、そしてこれまでに何度もリテイクされてきた人気曲「Wild Stalloins」で前半を終える。 後半は「瑞風〜MIZUKAZE〜」「ひまわり」でスタート。おなじみの“ヴァイオリンを弾こう”のコーナーは、挙手で選ばれたヴァイオリン初心者が、客席からステージに上がって葉加瀬太郎にヴァイオリンの弾き方を指導してもらうという、ヤラセなしのぶっつけ本番で行われた。終盤は「エトピリカ」「Asian Roses」「新世界」と続き、コンサートのハイライトとなるノリノリの「情熱大陸」が始まる。これまでコロナ禍の影響で自粛されてきた、コンサート・グッズである“はかせんす”が今回から復活。曲に合わせて4色の“はかせんす”客席を舞う華やかな光景が展開された。

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  • 葉加瀬太郎、計44公演の全国コンサートツアー開幕
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