4人組ロックバンド・a flood of circle佐々木亮介(Vo&Gt)とストレイテナーホリエアツシ(Vo&Gt&Pf)が5日、東京・下北沢の「下北線路街 空き地」で弾き語りフリーライブ『GOLD&SILVER NIGHT』を開催した。 本ライブは、ホリエをプロデューサーに招いたa flood of circleの最新シングル「ゴールド・ディガーズ」と、ストレイテナーの最新シングル「Silver Lining」がともに9月6日に配信リリースされることを記念したイベント。前半はそれぞれのソロステージ、後半では佐々木とホリエによるトークやスペシャルセッションが行われた。 トップバッターは「吉祥寺から井の頭線に乗ってやってまいりました」とあいさつしたホリエ。バンドのミドルナンバーはもちろん、原曲ではハードなアンサンブルを打ち出す「SPEEDGUN」や「BERSERKER TUNE」といった楽曲も、アコースティックらしい趣を付加して届けていく。起用したギターはGibson B-25で、同器ならではの温かみと深みのある音色を響かせた。 予定されていた6曲を終え、ホリエは「時間が余った」と苦笑い。トークで「スタジオで亮介と鏡越しに向かい合いながら作った」と楽曲制作を振り返りながら、「2人の感性がバチバチにシンクロして、めちゃくちゃ面白かっこいい曲ができた」と胸を張る。そして「じゃあこの雰囲気に合った曲を」と、最後に柔らかなコードストロークに乗せて「FREE ROAD」を届けた。 続いて登場した佐々木は、リバーブをたっぷりと効かせたプルトップの開封音をあいさつ代わりに、“自己紹介”として「月夜の道を俺が行く」をプレイ。バンド/ソロを問わずに愛用しているZEMAITIS AAS-3000HWを握り、ふくよかさときらびやかさを兼ね備えた響きにパワフルな歌声を乗せた。 その後も「月が見えているはずだった」と曇り空を見つめた「Honey Moon Song」、ホリエとのやりとりを歌詞に盛り込んだTHE KEBABSの「かわかわ」など、ユーモラスなセットリストを展開。ときに会場の笑いも誘いながら、最後には「本気で生きているのなら」で自身の感情をファンに叩きつけた。

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  • 弾き語りフリーライブ『GOLD&SILVER NIGHT』の模様
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