HYBE傘下レーベルのKOZ ENTERTAINMENT所属の6人組グループ・BOYNEXTDOORが4日、1st EP『WHY..』をリリースし、韓国・YES24 LIVE HALLでメディアショーケースを開催した。

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　5月30日にデビューしたBOYNEXTDOORは、SUNGHO（ソンホ）、RIWOO（リウ）、JAEHYUN（ジェヒョン）、TAESAN（テサン）、LEEHAN（イハン）、WOONHAK（ウナク）の6人組。1stシングル「WHO!」は、2023年に韓国でデビューした10組以上の新人最高のセールスを記録し、先月24日には、米グラミーが選出した「2023年に注目すべき11のK-POPボーイズグループ」の1組に選ばれた。

　前作から3ヶ月のスピードカムバックとなった新作「WHY..」は、デビューシングル「WHO!」で歌った初恋のときめきから一転、初恋が終わりを迎え、少年たちが感じる感情の変化を表現。前作に続き、JAEHYUN、TAESAN、WOONHAKが新曲3曲の作曲と作詞に参加したほか、KOZ ENTERTAINMENTの首長で、プロデューサー兼アーティストのZICOが、統括プロデュースとともにタイトル曲「But Sometimes」の作詞にも参加した。

　WOONHAKは「実は、デビューシングルに収録された3曲と、今回のミニアルバムに収録された3曲は、いずれもデビュー前から準備していた曲なんです。なので、1つのアルバムだと思って作業していました」と裏話を告白。「聴く方たちもそういう思いで聴いていただければ、恋から別れまでの感情の変化に共感できると思います」と聴きどころを明かした。

　デビューシングルのタイトル曲「But I Like You」に続いて、今作でも「But Sometimes」のタイトルを付けたTAESANは「1つの単語で曲を表現できる言葉を探していました。飛行機の中で『But Sometimes』という言葉が思い浮かんで採用しました」と説明した。

　LEEHANは「よく聴くと、ZICOプロデューサーの名前が入っています。別れの歌ですけど、こうしたウィットのある要素もありますので注目してください」とアピール。JAEHYUNはZICOとの作業を振り返り「ふだんからいろんな分野でアドバイスしてくださるんですが、こうして一緒に歌詞を書きながらコラボしたのは『But Sometimes』が初めてでした。ラップパートをいろいろ相談しながら書きました。曲の全体的な流れを見て、どんな感じを与えたら曲全体が盛り上がるのかを、絵を描くように話してくださいました」と喜んだ。

　このほかにも、JAEHYUNとTOMORROW X TOGETHERのTAEHYUNが、HYBEの先輩・BTSのJUNG KOOKのソロ曲「SEVEN feat. Latto」をカバーし、JUNG KOOKが反応したことにも質問が及んだ。

　JAEHYUNは「JUNG KOOK先輩は、練習生のときから本当に尊敬していますし、先輩の曲を聴いて歌手としての夢を見ていました。JUNG KOOK先輩の新曲が出たとき、ちょっとだけでもカバーしたいと思っていましたが、褒められて、一人の少年ファンとして、成功したファンになったような気がします」と目を輝かせた。

　また、この日は、SMエンターテインメントから7人組ボーイズグループ・RIIZE（ライズ）がデビューしたことにも質問が飛んだ。TAESANは「本日1日にいろんなアーティストがアルバムを発売されるそうです。お互いによい影響を与えながら、よい活動になればと思います」と話し、JAEHYUNは「9月4日がお祭りだと思って、頑張ってカムバックを準備してきました。僕たちも頑張ります。皆さん応援してください。よい刺激になると思います」と意気込みを伝えた。

　最後には英語や日本語でもメッセージ。この日20歳の誕生日を迎えた最年長のSUNGHOは日本語で「本日はお時間をいただきありがとうございました。BOYNEXTDOORをどうぞよろしくお願いします」とあいさつした。RIWOOは韓国語で「きょうからミニアルバム『WHY..』の活動が始まりますが、グループ名である“隣の家の少年”のように、近くにいながらも青春の共感を伝えるすてきなステージをお届けしますので、ぜひ応援してください」と締めくくった。

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