11人組ボーイズグループ・JO1が公式アンバサダーを務める宇宙利活用プロジェクト「スペースデリバリープロジェクトRETURN to EARTH」第二弾として、今年3月15日に宇宙空間に打ち上げられたプレートが、約3ヶ月間の宇宙の旅を終え、地球へ帰還した。プロジェクトを主催するSpace BD代表取締役社長の永崎将利氏より、NASA・JAXA等の関係機関の検査等を終えたプレートが、JO1に受け渡され今回の任務が完了した。

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　昨年5月にリリースした2ndアルバム『KIZUNA』の発売を記念し、JO1やJAM（ファンの総称）のロゴなどを印刷した金属製のプレートを、ISS（国際宇宙ステーション）に向け打ち上げ、船外設備に取り付けられてから宇宙空間を旅した。

　打ち上げまでに、コロナ禍や国際情勢の影響により数回にわたる発射延期の困難を乗り越え、地上から約400キロの上空を秒速約7.9キロ（時速約2万8000キロ）で飛行し、地球1日で約16周した。また、プレートが搭載されたISSは、地上からもタイミングが合えば肉眼で見ることができ、世界中のJAMが、JO1との“絆”を深め、思いをはせながら、夜空を見上げこのプロジェクトを一緒に楽しんだ。

　リーダーの與那城奨は「僕たちの夢である“世界”を飛び越えプレートが宇宙に行き、そして戻ってきてくれて、僕たちも嬉しかったです。実際に、宇宙空間を旅したプレートを手にとって、僕たちJO1も今後、新たなことにどんどん挑戦していきたいなと思いました」とプレートの帰還を喜んだ。

　今年8月には、アメリカ・ロサンゼルスで行われた『KCON LA 2023』に初出演し、観客総立ちとなるパフォーマンスを披露。11月からは、ジャカルタ、バンコク、台北、上海を巡るアジアツアー『2023 JO1 1ST ASIAN TOUR ‘BEYOND THE DARK’ LIMITED EDITION』の開催が決定しているJO1。グローバルでの活躍が本格的にスタートしていくなか、宇宙も取り込んで活躍の幅を広げている。