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Anonymouz、初の顔出しアートワーク公開 wacci・橋口洋平が楽曲提供

 シンガー・ソングライターのAnonymouz(アノニムーズ)が18日、5人組ロックバンド・wacciの橋口洋平(Vo&Gt)からの提供曲「レッスン」の配信をスタートした。

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 同曲は、まっすぐで不器用な主人公の小さな成長をテーマにした1曲。橋口らしい言葉選びで、憧れの人と恋愛をしたときに感じる背伸びや、不器用な自分への後悔、相手への感謝を具体性のあるエピソードとともに描いた、心温まる失恋ソングに仕上がっている。

 Anonymouzは同曲のリリースを発表した際、「以前からwacciさんが大好きな私にとって夢のようなことです」と喜び、「心が傷ついたときに見失いがちな『相手にもらった優しさ』に目を向けて一生懸命それを大切にしようとする不器用なラブソング」とし、「私自身この歌に大きな共感と愛おしさを感じています。きっと皆さんの胸にまっすぐ届く曲だと思っています」と伝えていた。

Anonymouz「レッスン」を書き下ろしたwacci・橋口洋平

Anonymouz「レッスン」を書き下ろしたwacci・橋口洋平

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 一方の橋口は、Anonymouzがwacciの代表曲の一つ「別の人の彼女になったよ」の英語バージョンを歌唱している動画を観たと明かしながら、「その素晴らしすぎる歌声のファンだったので、今回お話をいただいたときはうれしかったです」と吐露。楽曲提供については、「とても具体的に登場人物のキャラクターや関係性、歌の世界観を提示してくださっていたので、イメージしやすく、楽しく書かせていただきました」とし、「失恋しながらもなんとか前向きに、相手の幸せも懸命に願いながら、一歩踏み出そうとする主人公の健気さ、愛らしさにぜひ触れてみてください」と呼びかけていた。

 Anonymouzはこの日、楽曲の配信開始とともに新しいビジュアル、ミュージックビデオ(MV)も公開。これまで顔を見せずに活動していたAnonymouzにとって、初めて素顔が見えるアートワークとなった。

 アートワークでは”Film Soup”という、現像前のフィルムに化学反応を起こさせて非現実的な世界を造る手法で制作されており、現象的な風合いが目を引く作品となっている。MVは「レッスン」の物語を紡ぐストーリーテラーとしてAnonymouz自身が素顔で登場し、歌詞の世界観をじっくりと味わえる仕上がりとなった。

Anonymouz「レッスン」ジャケット

Anonymouz「レッスン」ジャケット

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 同曲は、17日に東京・渋谷WWWで行われたワンマンライブ『Anonymouz Live 2023「Awake」〜11:11〜』でも初披露。きょう18時より、同公演のセットリストプレイリストが公開される。

■Anonymouzプロフィール
中学時代にソングライティングを始め、2016年、14歳にしてファッション誌NYLON JAPANとSony Musicが開催したオーディションでグランプリを獲得。2019年3月よりYouTubeでJ-POPの英語カバーをスタートさせ、話題となった。

歌詞の翻訳はすべて本人によるもので、その抜群な翻訳センスと歌唱力が瞬く間に評価され、動画の総再生回数は2500万回、チャンネル登録者数は15万人を突破。メジャーデビュー前の2020年11月より、SONY Xperia 5 IIの全世界CMタイアップに楽曲「Eyes」が抜てきされた。

2023年2月15日には、アルバム『11:11』とシングル「River」を同時リリースし、メジャーデビューを果たした。

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