ライブは最新アルバム『花降る空に不滅の歌を』に収録された「バードヘッドブルース」からスタート。佐々木亮介(Vo&Gt)の「おはようございます、a flood of circleです」といういつも通りのあいさつ、そしてハードな「Vampire Kila」と定番曲「Dancing Zombiez」によって、会場は冒頭からトップギアに入った。
今年2月から約4ヶ月間、30公演にわたったツアーの締めくくりだけあって、バンドのアンサンブルは驚異的な練度。そこに熱を帯びたファンのシンガロングも採り込み、「Black Eye Blues」と「如何様師のバラード」では圧巻のグルーヴを生み出す。さらに、佐々木はワイヤードのマイクを手にしたままフロアへと突っ込み、文字通り“一体”となって熱量を一層高めていった。
「Party Monster Bop」まで駆け抜けた4人は、心地よくハネるリズムが印象的な「カメラソング」で会場の空気を変える。佐々木が「この世にもういないもういない人と、この世にもういない友だちがいる人に捧げます」と語りかけ、アコギの温かな音色を響かせた「人工衛星のブルース」、マイクを通さない弾き語りで決意も語った「花火を見に行こう」といったミドルナンバーを、説得力の宿ったサウンドでしっかりと届けた。
この“説得力”は、ツアーを通して高められたアンサンブルの練度のみならず、4人が道程をともにした楽器群にも起因する。
佐々木はGretsch製G6139T CBDC Falcon、G7593 Black Falconの2本を楽曲の特性に合わせて使い分け、先述のバラードセクションではZEMAITIS製AAS-3000HWを駆った。
「Dancing Zombiez」でのエッジーなカッティングサウンドや「人工衛星のブルース」での温かみのある音色といった幅広いトーンバリエーションを、この2本と新たにMalekko Heavy Industry製EKKO 616 MKII DARK(ディレイ)を加えたサウンドシステムで鳴らし出した。
HISAYO(Ba)はこれまでのライブと同じく、Yamaha製BB2024でライブの全編を弾き切った。
音作りも、EBS製Classic 450(ヘッドアンプ)+Ampeg製SVT-810E(スピーカーキャビネット)という組み合わせのアンプや、TECH 21製Sans Amp/BOSS製ODB-3/EQD製Palisadesという3種の歪みペダルを配置するエフェクターボードにも、前ツアーから変化はない。にも関わらず、「Vampire Killa」や「ロックンロールバンド」では、これまで以上に存在感のあるフレージングを披露していた。
渡邊一丘(Dr)は、10年以上愛用し続けているGretsch製USA Custom Set(BD22”×16”、TT13”×11”、FT16”×16”)を起用。スネアにはYamaha製Recording Customシリーズのスティールシェル(14"×7")が選ばれ、シンバルもすべてパイステ製RUDEシリーズと900シリーズのモデルを組み合わせた不動のラインナップ。
そこに今回のツアーから、Roland製TM-2(トリガーモジュール)とYamaha製パッドを導入し、「如何様師のバラード」や「ミッドナイト・クローラー」でクラップ音を鳴らす場面もあった。
そんな4人と長年の“相棒”が作り出すアンサンブルは、代表曲の1つ「プシケ」でさらに炸裂し、フロアの熱気は「俺の大事なメンバー紹介します」と切り出した恒例のソロ回しで最高潮に。同じくバンド初期からの代表曲「シーガル」を続け、「月夜の道を俺が行く」で“転がり続ける”ロックンロールバンドの現在地もハッキリと明示した。
アンコールでは「伝説の夜を君と」と「ミッドナイト・クローラー」で畳みかけ、「このままやっちゃうか!」と、<新宿>を歌う珠玉のラブソング「I LOVE YOU」を届けた。
その後「ちょっと告知でも」と切り出した佐々木は、「今、新しいシングルを作ってるんだけど、できてなくて困ってる」と報告。続けて「困ったから誰かと一緒にやろうかなと思って」とし、次作シングルにストレイテナー・ホリエアツシを招くことを明かした。そして「ツアーもやるから」と言い残し、ファンの期待を高めつつライブの幕を下ろした。
■『Tour 花降る空に不滅の歌を』Zepp Shinjuku公演セットリスト
01. バードヘッドブルース
02. Vampire Killa
03. Dancing Zombiez
04. Black Eye Blues
05. 如何様師のバラード
06. Party Monster Bop
07. カメラソング
08. 人工衛星のブルース
09. 花火を見に行こう
10. くたばれマイダーリン
11. BLUE
12. 花降る空に不滅の歌を
13. ロックンロールバンド
14. GOOD LUCK MY FRIEND
15. プシケ
16. シーガル
17. 月夜の道を俺が行く
18. 本気で生きているのなら
En1. 伝説の夜を君と
En2. ミッドナイト・クローラー
En3. I LOVE YOU
?新曲リリース決定?
— a flood of circle 公式 (@afoc_official) June 16, 2023
a flood of circle
2023.9.13 wed
New Song Release!!
produced by #ホリエアツシ(ストレイテナー)https://t.co/rHqicwZbca#フラッド #ストレイテナー
▼#佐々木亮介 からのコメント▼ pic.twitter.com/LlBMlbzjKe
?ツアー決定&FC先行開始?
— a flood of circle 公式 (@afoc_official) June 16, 2023
a flood of cirlce
"HAPPY YAPPY BLOOD HUNT"
9/15(金)梅田CLUB QUATTRO
9/17(日)名古屋CLUB QUATTRO
10/25(水)渋谷CLUB QUATTRO
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