アイドルグループ・乃木坂46の“公式ライバル”グループのメンバー発表会が15日、都内で開催された。グループ名は「僕が見たかった青空」。意表を突くグループ名がネットで反響を呼んでいる。

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　もともと、乃木坂46は、秋葉原（通称アキバ）を拠点とするAKB48の公式ライバルとして、2011年8月に結成。乃木坂46の公式ツイッターのプロフィールには今もなお、「AKB48公式ライバルとして結成したアイドルグループです。グループ名の「乃木坂」は、最終オーディション会場の「SME乃木坂ビル」に由来し「46」は、『AKB48より人数が少なくても負けないという意気込み（秋元康氏）』からです。よろしくお願いします」とグループ名の由来が記されている。

　その後結成された姉妹グループも「欅坂46（現・櫻坂46）」「けやき坂46（現・日向坂46）」と名付けられ、公式ライバルのグループ名も地名+数字となることが大方の予想だった。それに反して数字はつかず、坂道グループの楽曲のタイトルのようなグループ名となり、ツイッターでは「グループ名」「#僕が見たかった青空」「#乃木坂46公式ライバル」が国内トレンドTOP3を占めた。

　発表会ではグループ名の由来について「誰も小さい頃見ていた夢があります。大人になったらこうなりたいと抱いていた願いです。やがて大人になって、理想と現実のギャップに気づくと自分の夢を語らなくなります。僕たちはいつ、あきらめることを覚えてしまったのでしょうか。確かに夢は遠い。それをつかむまではいろいろな障害があるかもしれません。でも夢は必ずこの先にあるんです。雲に覆われた向こうに青空はあるんです。彼女たちはこれからデビューします。まだ夜明け前の暗闇の中の青空を信じて。大人になった僕たちはいつのまにかあきらめてしまったけれど、彼女たちには見てほしいな。僕が見たかった青空を。彼女たちの応援よろしくお願いします」と、運営の想いをMCが代読した。

　メンバーの柳堀花怜はグループ名について「てっきり数字がついていると思っていた」と本音を打ち明けつつも「僕が見たかった青空、略して“僕青”と呼んでもらえたらうれしいです」とアピール。

　SNSでも「地名+数字のグループ名になるのかと思ってた」「数字なしか 公式ライバル感ないな」「まさかの数字なしが1番のサプライズだったな」「数字は欲しいよな」といった声が広がっている。

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