ORICON NEWS

「ZODIACWORKS」閉業へ 布袋寅泰やGLAY・HISASHIモデル手がける日本屈指のギター工房

 ギタリスト・布袋寅泰(60)らのギター制作で知られる工房「ZODIACWORKS」(ゾディアックワークス)が12日、公式サイトで今月末をもって閉業すると発表した。同社の代表・松崎淳さんは昨年2月、出張先の福岡で死去していた。

布袋寅泰(C)ORICON NewS inc.

布袋寅泰(C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

 同社は1992年の創業以来、GLAYのHISASHIやVAMPSのK.A.Zといったギタリストのギターを製作してきた。中でも布袋モデル「TC-HOTEIシリーズ」を手がけたことで知られ、布袋は同社の公式サイトに「僕の30年の歴史は、このギターと共にある。BOOWY、COMPLEX、GUITARHYTHMを奏でられるのはこのギターだけ。伝説を体感したいなら、このギターを抱いて欲しい。布袋寅泰」とメッセージを寄せていた。

 同社は松崎さんの訃報を伝えた際、「しばらくの間お問合せを含む全ての業務を一時休止とさせていただきます」と発表。応援の声が続々と寄せられていたが、この日「弊社『ZODIACWORKS』は諸般の事情により、2023年5月31日をもって事業終了する運びとなりました。なお、全製品で在庫分は完売となっております為、ご注文受付も終了とさせて頂きます」と閉業を報告した。公式サイトやSNSも順次閉鎖する予定だという。

 発表されたコメントでは、最後に「2022年2月 代表 松崎淳の逝去から休業とし、ご心配をおかけしたまま、力不足によりこのような勝手な決断となりましたことを深くお詫び申し上げます」とし、「日頃より弊社製品をご利用いただいておりましたお客様や、ご購入をご検討いただいておりましたお客様におかれましては、事業終了によりご不便やご迷惑をおかけする結果となりましたこと、重ねてお詫び申し上げます。これまで皆様から賜りましたご支援、ご厚情に心から感謝申し上げます」と感謝も伝えた。

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

>

メニューを閉じる

 を検索