アイドルグループ・アンジュルムの竹内朱莉が14日、あす15日より開催される自身初の書道展『煌々舞踊（こうこうぶよう）』の取材会を東京・聖徳記念絵画館で開催した。竹内は現在開催中のコンサートツアーをもって、アンジュルムおよびハロー！プロジェクトを卒業することが決まっているが、この日、6月21日に横浜アリーナで行われる卒業コンサートをもって卒業することが本人の口から発表された。

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　自身のソロ楽曲が収められたシングルが6月14日に発売されることも決定。「アンジュルムとしてのラストシングルは、ソロ曲とかも入っているので見どころたくさん！　集大成となるシングルになります」とにっこり。

　卒業コンサートについては「アンジュルムとしてアリーナに立つのは初めてなので、卒業ということもありますが、このメンバーでアリーナに立てることがうれしいので、多くの人に観にきていただけたらうれしいです！」と呼びかけた。

　竹内は、ハロプロエッグ（現ハロプロ研修生）として加入してから15年目、2011年にアンジュルムの前身スマイレージに加入してから12年目。2019年6月からは2代目リーダーとしてグループをけん引した。昨年12月20日、「私、竹内朱莉は来年の春ツアーをもってアンジュルム及びハロー!プロジェクトを卒業させていただきます」と報告し、「書道で世界を回りたい」と新たな夢を明かしている。

　今後の活動については「これから1人で活動するのは人生で初めて。物心ついた時から歌って踊ったりしていたので、1人になって書道の道に行くのは、怖かったり、不安だったりする。でも、新しいことができるワクワク感の方が大きかったりするので、これから新しい道を自分の手で広げていけたらなと思っています。卒業後の未来が、アンジュルムに貢献できる存在になりたい」と力を込めた。

　現在、書道で準五段の資格を持つ竹内の具体的な夢は「あと1つ段が上がれば、教授免許という教授になれる。それを目指して今、頑張っています」とし、「ゆくゆくは自分がおばあちゃんとかになった時に書道教室を開いて近所の子どもたちに教えたい」と伝えた。

　今回、竹内が個展を開催するのは、日本文化の重要拠点である明治神宮外苑・聖徳記念絵画館。新しく書き下ろした作品に加え、過去作や幼少期時代の初公開作品など50点以上を展示する。