X JAPANのYOSHIKIが3日、ニコニコチャンネルとYouTubeで配信された『YOSHIKI CHANNEL』に生出演し、多岐にわたる現在の活動について心境を告白。番組中には、先月28日に71歳で死去した世界的音楽家の坂本龍一さんを偲び、即興演奏も披露した。

　番組では、バンド＆ボーイズグループオーディション『YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X』から誕生した新グループ・XY（エックスワイ）や、THE LAST ROCKSTARS、そしてX JAPANの今後について、次々に展望を明かしていった。

　そして番組後半では、「坂本龍一さんが亡くなったんですよね」と、おもむろにピアノへと向かい、「Merry Christmas Mr. Lawrence」を即興で演奏。1音1音を丁寧に紡ぎ、演奏後には「素晴らしい才能を持った方でした」と悼んだ。

　坂本さんは、1952年1月17日生まれ、東京都出身。東京芸術大学を卒業。テクノグループ「YMO」（イエロー・マジック・オーケストラ）を細野、高橋さんと結成し、アメリカをはじめ世界的に成功した。“世界のサカモト”と称され、『ラストエンペラー』の音楽で日本人初のアカデミー賞作曲賞を受賞。ほかに『戦場のメリークリスマス』など多数の劇伴を手がけ、多彩なジャンルの音楽を手がけた。“教授”の愛称でも親しまれた。