韓国の4人組メタバースグループ「aespa」（エスパ）が1日、初の日本ツアー『aespa LIVE TOUR 2023 ’SYNK : HYPER LINE’ in JAPAN』の東京・国立代々木競技場第一体育館公演を行い、8月5・6日に東京ドーム公演2daysを開催することを発表した。2020年11月のデビューから2年9ヶ月での東京ドーム公演開催は海外アーティスト最速。しかも、日本デビュー前のサプライズ発表に会場は沸き上がった。

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　aespaはKARINA（カリナ／22）、WINTER（ウィンター／22）、GISELLE（ジゼル／22）、NINGNING（ニンニン／20）からなる4人組。「自分のもう一人の自我であるアバターに出会い、新しい世界を経験する」という世界観をベースに、各メンバーにはメタバース空間にアバターが存在する。

　その世界観を象徴する物語を歌い上げる最新曲「Girls」からスタートすると、炎が立ち上るステージで、ウィンターがロックスターのようにギターをかき鳴らすという演出で沸かせる。aespaの紹介曲のような「aenergy」のオープニングでは、ニンニンが「What’s Up,TOKYO！」と観客をあおってさらに熱気が上昇。「I’ll Make You Cry」「Savage」とハードなダンスナンバーを立て続けに披露していった。

　アンコールではジゼルが「すごくすごく大切なお知らせがあります。これは、エイプリルフールじゃないですよ！」と切り出すと、ウィンターが「叫んでくれたら教えます！」とあおる。そしてカリナが「8月5日、6日、東京ドームの公演が決定しました」と発表すると、割れんばかりの大歓声が轟いた。ウィンターは「皆さんの応援のおかげです。ありがとうございます」と感謝し、ニンニンは「期待してくださいね」とキュートな笑顔で伝えた。

　少女時代、Red Velvetの後輩にあたるaespaは、デビュー曲「Black Mamba」のMVが、デビュー曲として史上最速でYouTube再生数1億回を突破。昨年7月にリリースした最新2ndミニアルバム『Girls』は、韓国で164万を売り上げ、K-POPガールズグループ初となる初動ミリオンセラーを達成した。また、日本では、昨年8月に横浜・ぴあアリーナMMで開催した初来日イベント『aespa JAPAN PREMIUM SHOWCASE 2022 〜SYNK〜』2日間4公演に、チケット応募総数のべ92万人のプレミアムチケットと化した。

　現在開催中の初の日本ツアーは3月15日からスタートし、この日が5公演目。このあと、2日に代々木第一体育館、4月15・16日にさいたまスーパーアリーナ、そして4月29・30日に愛知・日本ガイシホールでファイナルを迎え、全10公演で11万人を動員予定となっている。

■『aespa LIVE TOUR 2023 'SYNK : HYPER LINE' in JAPAN -Special Edition-』
8月5日（土）：東京ドーム
8月6日（日）：東京ドーム