人気グループ・Hey! Say! JUMPの薮宏太が7日、都内で行われたシアタークリエ2023年5月公演『シー・ラヴズ・ミー』製作発表（5月2日〜30日）に登壇した。物語の内容にちなみ香水に関する思い出を聞かれた薮は先輩であるKAT-TUN・亀梨和也のエピソードを明かした。

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　薮は「ジャニーズのなかでは、KAT-TUNの亀梨和也くんの香水がめちゃくちゃいい匂い」と紹介し「一時期、ジュニアの頃だったか『DREAM BOY』という作品に出させてもらったときに、亀梨くんが移動するたびに、めちゃくちゃいい匂いがするんです。帝劇はエレベーターであがらないといけないんですけど、エレベーターに乗ると亀梨くんの匂いがして…亀梨くん、今上がったな、下がったなというのがわかるくらいいい匂いがした」とうっとり。

　その香りは、他の出演者たちも気になっていたようで「みんな、あの香水はどこのだって探したんだけど、なかなか見つからなかった」と特定できず。だが「今も、健在でカウントダウンコンサートとかテレビ局でお会いすると『あ、あの匂いだ』って、同時に、若い頃を思い出すんです」となつかしんだ。

　2009年以来、薮自身も再演を熱望したロマンティック・ミュージカルの名作が、約13年ぶりに同所に登場。香水店店員・主人公・ジョージ（薮）と、新人店員のマリア（綺咲愛里）によるロマンチストだけど意地っ張りで、素直になれない2人に訪れたクリスマスの奇跡を描く。

　この日は、フレグランスデザイナーも参加して、薮をイメージした香水をその場で調香。薮本人のさわやかさ、舞台のブダペストのオリエンタル調、13年ぶりということで落ち着いた雰囲気を出すため、残り香はウッド、ベルガモットの心地よさを合わせた一途なイメージの香水が完成した。生まれて初めて“食リポ”ならぬ“香リポ”することになった薮は「うわ〜最高、めちゃくちゃいい匂い。普段あんまり香水つけないんですけどこんなに世界変わるんですね」と感激。

　さらに「ひろ〜い大草原のなかで一人、ポツンと立って…深呼吸している感じ。でもちゃんと地に足付いている気持ちになります。ちょっと、オリエンタル？な要素もありますね。オリエンタルの要素ってなんだろうって気もしているんですけど。華やかな気持ちにもなりますし、落ち着く。草原ですね。草原が見えます」と完璧な“香リポ”をしながらかみしめていた。

　このほか綺咲愛里、宮澤佐江、竹内將人、岡田亮輔、坂元健児が参加した。