ハロー！プロジェクトの12人組アイドルグループ・つばきファクトリーが23日、埼玉・RaiBoC Hall 大ホールで『つばきファクトリーメジャーデビュー6周年記念ライブ〜Moment〜』を開催し、昼夜2公演で約2500人と6周年を迎えた喜びを分かち合った。

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　2015年4月に結成されたつばきファクトリーは、2017年2月22日にメジャーデビューし、ライブ前日の22日に6周年を迎えた。デビュー記念日当日には、通算10枚目のシングルで、卒業を控える浅倉樹々ラスト参加のトリプルA面シングル「間違いじゃない泣いたりしない／スキップ・スキップ・スキップ／君と僕の絆feat.KIKI」をリリースし、オリコンデイリーシングルランキング3位と好発進した。

　６周年を“ロック周年”とし、ハロプロでは珍しくバンド生演奏を背にパフォーマンス。結成当時からセンターを務め、4月2日にグループを卒業する浅倉の「バンド編成で歌いたい」という夢を実現した。

　2ndアルバム『2nd STEP』収録曲の「マサユメ」で幕を開けると、ステージの上にはロックスタイルの衣装を着たメンバーが登場。メンバーは前日のブログでロックスタイルの衣装を着た写真を投稿するなど、“匂わせ”ていたが、バンドを従えたサプライズに拍手が沸き起こる。清楚で可憐なパフォーマンスに定評あるつばきファクトリーが、ロックアイドルグループに変貌し、激しいパフォーマンスを展開していった。

　「私たち、つばきファクトリー、メジャーデビュー“ロック”周年を迎えました！」とあいさつすると、メンバーはそれぞれ「私のここを見て！」というテーマで自己紹介。「目力が強めの私」（山岸理子）、「ロックな希空」（新沼希空）、「優雅でエレガントな私に注目」（谷本安美）、「ハンサムな私」（岸本ゆめの）、「ロックな髪さばき」（浅倉樹々）、「キラキラな私」（小野瑞歩）、「かわいいだけじゃない紗栞」（小野田紗栞）、「カッコいいダンス、カッコいい歌」（秋山眞緒）、「正統ロックな私」（河西結心）、「私のさまざまな歌声」（八木栞）、「強気でロック」（福田真琳）、「ロックな音楽を楽しみます」（豫風瑠乃）とアピールした。

　バンドメンバーが一旦下がると、これからの季節にぴったりなさわやかなポップスの新曲「スキップ・スキップ・スキップ」、YouTubeでミュージックビデオの再生数が公開から1ヶ月で120万回を突破した「間違いじゃない 泣いたりしない」などを披露。「光のカーテン」では再びバンドメンバーが加わり、ピアノとアコースティックギターに合わせて浅倉がソロで歌唱し、2番からはメンバーが次々と合流。浅倉の卒業を意識させる演出で魅せた。

　アンコールで浅倉は「夢がかないました。幕が下りた瞬間、うれしすぎて震えが止まらなかった」と感慨深げ。谷本は「こんな恵まれた環境でライブができてうれしい」、リーダーの山岸は「今日は来たくても来られなかったという声をたくさん聞きました。私たち愛されているなと思いました」と喜びを伝え、岸本は「7年目のつばきファクトリーにもついて来い！」と力強く呼びかけた。

■『つばきファクトリーメジャーデビュー6周年記念ライブ〜Moment〜』
01. マサユメ
02. 可能性のコンチェルト
03. アドレナリン・ダメ
04. ふわり、恋時計
05. スキップ・スキップ・スキップ
06. 春恋歌
07. 弱さじゃないよ、恋は
08. 間違いじゃない泣いたりしない
09. 意識高い乙女のジレンマ
10. 光のカーテン
11. 表面張力〜Surface Tension〜
12. My Darling 〜Do you love me？〜
13. 三回目のデート神話
14. 今夜だけ浮かれたかった
【アンコール】
EN1. 笑って
EN2. 帰ろうレッツゴー！
※M1〜4、10〜16はバンド編成のパフォーマンス

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