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「音楽ポップス興行規模ランキング」2022年1位はEXILE TOP10にジャニーズ勢6組 ぴあ総研がTOP30発表

 ぴあ総研が21日、2022年に開催された音楽ポップス公演の会場収容人数を合計し、各アーティストの“興行規模”(※)を算出した「2022年音楽ポップス興行規模ランキング」を発表した。年間1位はEXILEで124.4万人、2位はKing & Princeで91.4万人、3位はジャニーズWESTで77.8万人となった。

2022年音楽ポップス興行規模ランキングTOP10(ぴあ総研調べ)

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 2022年のライブ・エンタテインメントは、同年3月1日から新型コロナウイルスオミクロン株の拡大により原則停止していた外国人の新規入国の段階的な緩和が開始され、海外アーティストによる来日公演が続々と再開。また、「声出し」なしなどの条件を設けたうえで、コロナ禍以降初となる収容率100%のいわゆる「フルキャパ」でのスタジアムクラスの公演も再開となり、感染対策を講じたうえで、海外アーティストによる公演や大規模公演が続々と開催。音楽ポップスライブも「ウィズコロナ」時代の本格的な再始動となった。

 1位のEXILEは、昨年2月からアリーナツアー、同7月からはドームツアーを実施。トータル37公演で、2022年年間興行規模としては唯一100万人を突破した。

 2位のKing & Princeは、自身初の全国ドームツアー、通算4枚目アルバム『Made in』を携えた全国アリーナツアーと、トータル42公演を開催した。

 3位のジャニーズWESTは、昨年7月から自身初のドームツアーを開催。ファイナルには東京ドーム初公演を行うなど、年間45公演を実施した。

 4位はKis-My-Ft2(77.1万人/31公演)、6位はSexy Zone(58.9万人/34公演)、7位はHey! Say! JUMP(52.8万人/36公演)、8位は関ジャニ∞(50.4万人/18公演)、14位はなにわ男子(44.8万人/39公演)、15位はSnow Man(42.4万人/35公演)、16位はSixTONES(41.7万人/37公演)、23位はKinKi Kids(38.5万人/7公演)、26位はNEWS(35.5万人/25公演)と、ジャニーズ事務所の所属グループがTOP30の3分の1以上を占め、圧倒的な集客力を見せた。

 上半期1位のMr.Childrenは14公演で年間5位(65.7万人)、ソロ活動35周年を記念して5大ドームツアーを開催した桑田佳祐は、TOP10内では最少公演数の13公演で9位(47.7万人)、ソロアーティストでは1位となった。

 海外アーティスト1・2位は、初の日本ドームツアーを開催した2組。21位にSEVENTEEN(39.3万人/8公演)、27位にNCT 127(34.4万人/7公演)がTOP30入りした。

2022年音楽ポップス興行規模ランキングTOP30(ぴあ総研調べ)

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 ぴあ総研は「上位5位にランクインしたアーティストについて、来場者の性別、年代別構成比率でみてみると、いずれも女性が大半を占め、40代・50代の客層が半数近くを占めています」と解説。性別比では、EXILE(男性19.5%/女性80.5%)、King & Prince(男性16.8%/女性83.2%)、ジャニーズWEST(男性18.1%/女性81.9%)、Kis-My-Ft2(男性14.8%/女性85.1%)はいずれも女性客が8割超え、Mr.Children(男性36.1%/女性63.9%)は6割超えだった。。

 ぴあ総研のサイトでは、興行規模ランキングTOP5の来場者年代別の割合もグラフで公開されている。

※【興行規模】は「公演回数×各開催会場の最大収容人数」を算出したもので、実際の動員数とは異なる

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