歌手のクミコと作家でエッセイストの阿川佐和子が、5月19日に東京・有楽町の劇場「I’M A SHOW(アイマショウ)」で『クミコとサワコのステキなライブ』を開催することが19日、決定した。 2000年9月、当時46歳だった「高橋クミコ」を作詞家の松本隆が発掘。「高橋クミコ」から「クミコ」に改名させ、松田聖子以来、久々に女性歌手をプロデュースしたアルバム『AURA』で再デビューし注目を集めた。松本から「是非、クミコの歌を聴いて欲しい」と誘われた阿川は、クミコのコンサートに来場。このコンサートをきっかけに、2人は知り合いに。クミコのデビュー30周年記念アルバム『アロング・ザ・ソングス〜この歌と歩いてきた〜』では、クミコに歌わせたいポップス黄金時代の名曲の1曲を阿川が選曲した。 クミコは2011年3月11日、コンサートのため訪れていた宮城・石巻で被災。その後、毎週金曜日午後2時46分オンエアのラジオ石巻『クミコのきっとツナガルラジオ』をスタートさせ、約5年にわたり、被災地に寄り添う活動を行ってきた。同ラジオ番組放送1周年記念では、阿川と春風亭昇太をゲストに招きトークイベントを公開収録。またクラブウィルビー代表を務める残間里江子氏とともに阿川とクミコは、「老いと介護」をテーマにしたウェブ媒体での鼎談を行い、本音を語り合った。 阿川が司会を務めていたトーク番組のゲストにクミコが出演したり、昨年は、阿川が連載をもつ雑誌で対談をするなど、時間をかけて交流を深めてきた2人。俳優としても活躍している阿川だが、クミコとは出会ってから20年以上の月日が経つ中、共通点の1つとなっていったものが「親の介護」だった。

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  • (左から)クミコ、阿川佐和子
  • (左から)クミコ、阿川佐和子
  • クミコ
  • 阿川佐和子(写真:枦木功)
  • (左から)クミコ、阿川佐和子(club will be、撮影:岡戸雅樹)
  • (左から)クミコ、阿川佐和子(club will be、撮影:岡戸雅樹)

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