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ジャニーズ事務所「明日の“私たち”へ。一歩ずつ。」 藤島ジュリーK.社長名義で“4つの約束”

 ジャニーズ事務所は1月1日、「明日の“私たち”へ。一歩ずつ。」と題して藤島ジュリーK.社長名義でメッセージを発信した。一切メディアに発言しないことで知られる藤島社長が、自身の名前でコメントを出すのは極めて異例のこと。新年を迎え、改革に向けた同社からの強い意志表示はファンの目にどう映るのか。今後の展開が待たれる。以下はコメント全文。

ジャニーズ事務所(C)ORICON NewS inc.

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■明日の“私たち”へ。一歩ずつ。
 ジャニーズ事務所誕生から61年。日本の音楽シーンの変遷の中で積み重ねた歩み。それは心が躍る瞬間を生み出し、“夢と希望”を届けることにありました。

 あらゆるビジネスがそうであるように、求められるものが変化する中、タレントへの温かいご声援と、輝きを生み出すためにご尽力いただいた皆様の存在に支えられて、今、私たちはこの場にいることができています。

 世界の人々が“生きること”を考えさせられ、一斉に立ち止まったこの数年間。私自身も、ジャニーズ事務所の未来に全責任を負う立場となる中で、「音楽やエンターテインメントに何ができるか」「私たちの仲間が、どう生きることが幸せか」を問い続ける日々でした。

 「私たちが、社会に提供できる価値とは」「私たちが大切にしてきたものは」
その答えを考え抜き、「変えるもの」と「変えないもの」の軸を強く持つこと。それが今、一番必要なことだと感じています。

 タレント、支えるスタッフ、舵取りを担う経営者が、同じ目線で語り、夢を分かち合う。それぞれが未来を見つめ、プライドを持ってプロとして技を磨き、思いをぶつけ合う。そこで生まれる絆が、支えてくださるファンの皆様とも重なった時、また新たな風景が見られると確信しています。

 2023年、始まりの日。これからの歩みに、皆様のまなざしが共にあることを願って。

株式会社ジャニーズ事務所 代表取締役社長
藤島ジュリーK.

     ◇

 所属グループやタレントの活動進退にまつわる発表が相次いだ2022年。同社では「2023年“私たち”の約束」として「コンプライアンス体制の整備・実践」「タレント・スタッフ・経営の三位一体体制」「社会貢献活動の継続・発展」「個性の尊重・人づくり」など4つの“公約”を掲げている。

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