7年半ぶりにカムバックした韓国のガールズグループ・KARAが23日、テレビ朝日系音楽特番『ミュージックステーション ウルトラSUPER LIVE 2022』（後5：00〜）に生出演した。日本の地上波テレビ番組でのパフォーマンスは再始動後初となった。

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　デビュー15周年を記念し、先月29日、記念アルバム『MOVE AGAIN』で7年半ぶりにカムバックしたKARAは、10年ぶりに『Mステ』に登場。VTRで過去の出演シーンが流れると、ワイプでは映像に合わせて踊る5人が映し出された。

　司会のタモリから「KARA、よろしくお願いします」と声をかけられると、5人は「よろしくお願いします」と声をそろえてあいさつ。再始動が決まったときの心境についてニコルは「ドキドキしながら、いろんな説明できない感情がいっぱいありましたけど、きょうも10年ぶりのMステ出演なので緊張しています」と日本語で説明した。

　ギュリは「正直に言うと最初は自信がなくて、うまくできるかなぁという不安な気持ちでしたけど、メンバーたちとファンの皆さんのおかげで、カムバックできたと思います。みんなありがとう」と手を振った。

　日本で俳優活動をしていたジヨン（知英）は「私実は、日本に5年くらい住んでて、目黒に行きつけのカレーうどん屋さんがあって、そこに絶対、絶対行きたいです！　時間がないけど。絶対に行きたい、そこだけは」と笑顔でアピール。タモリが「目黒通りにあるやつだよね？」と確認すると、ジヨンは「まさかタモリさんも？　多分そこです」と、ブランクを感じさせない流ちょうすぎる日本語でやり取りした。

　KARAはまず、2010年発売の日本デビューシングル「ミスター」を『Mステ』で12年ぶりに披露。当時社会現象化したヒップダンスで懐かしさを呼び起こすと、復活までの思いを歌った最新曲「WHEN I MOVE（Japanese Version）」をパフォーマンスした。

　KARAはカムバック当日の11月29日、大阪・京セラドーム大阪で行われたK-POP音楽授賞式『2022 MAMA AWARDS』で再始動後初ステージを披露したが、この日は再始動後初の日本のテレビ出演とあり、より多くの視聴者の目に触れ、SNSは大盛り上がり。

　「KARAだ…泣きそう」「涙腺崩壊」「KARA懐かしすぎ」「KARA可愛い… 伝説のアイドルだ…」「MステでまたKARAが観れるとはなー」「KARAマジで世代 ありがとう」「KARA聴くといろいろ込み上げてくる」と感激する声であふれた。

　また、「WHEN I MOVE〜」のサビでニコルがバランスを崩して転倒する一幕もあり心配の声も広がった。ニコルは放送後、インスタグラムのストーリーズを更新し、ジヨンに頭を撫でられる動画とともに「私大丈夫ですよ！ちょっと恥ずかし（かった）だけ」と日本語でメッセージを送り、ファンを安心させた。