アイドルグループ・乃木坂46の通算31枚目シングルで、今年いっぱいでグループを卒業する齋藤飛鳥がセンターを務める「ここにはないもの」（12月7日発売）のミュージックビデオ（MV）が19日、YouTubeで公開された。

【写真】その他の写真を見る

　アパレルショップで働く齋藤が、あきらめかけていたデザイナーの夢を再び追い始めるというストーリー。齋藤飛鳥直筆の「いってきます」が全てを物語る。

　全員でのダンスシーンの撮影は六本木ヒルズ屋上のスカイデッキ、ドラマパートや齋藤のダンスシーンは東京メトロ銀座線渋谷駅など、都内のさまざまな場所で10月末から11月上旬の3日間にわたって行われた。

　六本木ヒルズの屋上は、ふだんはヘリポートとしても利用されている場所とあり、撮影用に芝生を張り、花で飾られた。撮影の合間はメンバーの撮影大会となり、メンバー同士で多くの写真を撮りあっていたという。

　また、なかなか撮影許可が下りない東京メトロ銀座線渋谷駅では、ホームで齋藤のソロダンスを撮影。駅構内のホームでダンスシーンを撮影するのは自身初の試みとなった。今作がラスト参加シングルとなる齋藤が、「メンバー全員が楽しく、そしてかわいく撮影できるといいな」と希望していたとおり、撮影現場は終始笑顔であふれた。

　今作では、第50回ヒホン国際映画祭で『ももいろそらを』が日本映画として初のグランプリを受賞した映画監督・小林啓一氏が、初めて乃木坂46のMVを手がけた。

★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」