X JAPANのYOSHIKIがプロデューサーを務めるオーディション番組『YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X』に合格していた歌手・俳優・モデルのYOSHI（本名：佐々木嘉純）さんの告別式が15日、東京・戸田葬祭場でしめやかに営まれた。オーディションの最新情報を伝えてきた日本テレビ系『スッキリ』では、YOSHIKIとYOSHIさんの出会いからを振り返るととともに、オーディションの今後についても伝えた。

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　YOSHIKIは今年5月、オーディションを通じてYOSHIさんと出会い、初めて歌声を聴いた。このときすでにYOSHIさんの才能を見抜いていた。番組はそのときの映像を放送し、YOSHIさんの歌声を聴いたYOSHIKIが「ワオ！アメイジング。自分がスターだって気づいているでしょ？ まずここにいることに感謝します。本気で。会えたことが光栄です。すごいね」と、興奮気味に伝えた。

　YOSHIさんも含めてバンドとして合格した4人は先月末、米ロサンゼルスのYOSHIKIの元へ行き、路上ライブやレッスンを行い、レコーディングも行われていた。

　YOSHIKIは告別式で「彼が合格して、一緒にレコーディングして、結局、曲はワンコーラスしか録れないまま、完成しないまま、YOSHIは旅立っちゃったんだけど、その曲をなんとか形にして、彼の生きざま、その才能の一部でも僕らが世に残せればなと思い始めました」と涙をこぼしながら語った。

　オーディションの今後についても「きのうのきょうなんで、どうしていけばいいのかなって…ただ、重要なポジションを僕は担っているので、僕の判断で大勢の方の人生を台無しにするわけにいかないし、YOSHIくんのお母様とも話して『ぜひ形にしてくれれば』と言われたので、前向きに考えようと思います」と継続することを示唆した。

　MCの加藤浩次は「本当に残念ですね。これからっていうときに」と、YOSHIさんの若すぎる死を悼み、コメンテーターのヒロミも「本当に残念。この番組で何回か見ていて、引き込まれるというか、なんか本当にこの子スターになるなと思ってたんですよ」と続けた。

　オーディションの今後について、ヒロミは「絶対何かの形にちゃんとなるような気がする。ちょっとだけ録ってる音源も含めて」と語り、加藤も「YOSHIKIさんには形にしていただきたいなと思いますね。YOSHIさんも絶対そう思ってるはず」と期待。「YOSHIKIさんがこれからどういったバンドを作っていくのか、どういったオーディションをやっていくのか我々もしっかり見守りたいと思います」と話した。