X JAPANのリーダー・YOSHIKIがプロデューサーとなり、世界に勝負を挑むネクストスーパースターを発掘するボーイズグループオーディションプロジェクト『YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X』の合格者20人のうち、3人目、4人目が発表された。きょう11日放送の日本テレビ系『スッキリ』（月〜金　前8：00）では、井尻翼馬（いじり・らんま、26）の審査に密着した。

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　7月2日に放送され、YOSHIKIが生出演した同局系音楽特番『THE MUSIC DAY』の楽屋に呼び出されたのは、丸尾隼、大島莉旺、井尻翼馬の3人。YOSHIKIから直接合格を伝えられ、3人は抱き合って大喜びした。

　その後、YOSHIKIは米ロサンゼルスに戻り、ゲスト審査員として名を連ねるKISSのジーン・シモンズ、世界的コレオグラファーのトラヴィス・ペイン、セレーナ・ゴメス、エミネムらが師事するボイストレーナーのロジャー・ラブにVTR審査をしてもらい、世界基準で合格に値するかどうかの意見をもらった。

　井尻のパフォーマンスを見たジーンは「5〜7人ぐらいのメンバーの後ろにいれば成り立つかもしれないけど、前に立つ人ではない」と指摘。ロジャーも「僕が探しているのは何かちょっとずば抜けた人なんだよね。だけど彼は何も驚くことがない。見た瞬間にどんな声かわかった」とし、トラヴィスは「何も感じない。あの目から何も出てきていない」と同調。厳しい評価が続いた。

　YOSHIKIは井尻に感じた魅力について「ちょっと欠けているところが魅力的。この子何か欠けているじゃない？ だからちょっとかわいいんだよね」と話すと、トラヴィスは「わかるよ。パーフェクトは実際、いつもいいってわけじゃないから」と理解を示した。

　帰国したYOSHIKIは、国内のゲスト審査員のHYDE、ダンサーのTAKAHIRO、kazuki（s**t kingz）とともに、自身の直感が正しいかどうかを確かめるために改めて井尻を審査した。「課題は山積みなんですが、何かを持っている。やりきったあとの笑顔だったり」と、やはり捨てがたい魅力を感じている様子。

　HYDEは「彼はかわいいし、付き合いたい」とまさかの告白をして会場に笑いが漏れ、井尻は思わずくしゃっとした笑顔に。「思いっきりがいいところも重要だと思う。舞台に立つ人間として、“付き合いたい”って思うのもアーティストとして必要だと思うんで、彼のいいところだと思います」と評価した。

　番組にはラスベガスのYOSHIKIからのメッセージが届き、オーディションから2ヶ月ほどが経過し「ものすごい成長を遂げている」ことが伝えられた。

　『YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X』はHuluで毎週土曜午前0時に新エピソードを配信。15日配信の#3では、LA審査での具体的な評価やアドバイス、さらに新たな合格者も発表される。

■『YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X』合格者（20人を順次発表）
・丸尾隼（まるお・はやと）／23歳
・大島莉旺（おおしま・りお）／23歳
・井尻翼馬（いじり・らんま）／26歳
・坂怜之介（さか・りょうのすけ）／20歳