ロックバンド・King Gnuのベース・新井和輝が新型コロナウイルスに感染したことを15日、バンドの公式サイトが発表した。新井は11日に濃厚接触者の認定を受け、King Gnuとしては16日放送のTBS系『音楽の日』を出演キャンセルしていた。

　公式サイトでは15日、「昨日、新井和輝が新型コロナウイルスに感染していることが判明いたしました」と報告。「7／11（月）に濃厚接触者の認定を受け、本人も軽い喉の痛みがあった事からPCR検査を行いましたが結果は陰性でした。その後も大事をとって行政指導の元、隔離対応等しながら連日抗原検査とPCR検査を行っておりましたが、昨日7／14（木）の抗原検査で感染疑いの反応があった為、PCR検査を行ったところ陽性が判明いたしました」と経緯を伝えた。症状は安定していおり、「保健所の指示に従い慎重に対応しております」とした。

　これに伴い、「7月17日（日）のNUMBER SHOT2022に関しましては、メンバーとスタッフ間で協議をし、常田大希、勢喜遊、井口理の3人で出演させていただくことになりました」と伝え、「LIVEを楽しみにお待ち頂いていた皆様に、万全の体制でのKing Gnuをお見せすることが出来ず申し訳ございません。今後とも、アーティスト・スタッフならびに関係者の皆様への安全確保を第一とし、引き続き感染対策を徹底、そして拡大防止に努めてまいります」とつづった。

　新井も自身のツイッターを更新し「コロナ陽性になってしまいました。なんとかナンバーショットに出るべくできることはすべてやってきましたが、この結果になってしまい本当に悔しいです。本当に申し訳ない」と心境を明かした。また、「熱はもうすでに下がって穏やかに過ごしています。なのでこちらの心配は大丈夫」と伝えた。