シンガー・ソングライター山下達郎が22日、11年ぶり通算14枚目のオリジナルアルバム『SOFTLY』をリリースし、同日夜、東京・タワーレコード渋谷店を訪問した。山下はアルバム発売記念のスペシャル展示を見学し、パネルに直筆サインを入れるなどした。
1階の特大コーナー、3階のパネル展示および山下の常設コーナー、6階タワーヴァイナル(アナログレコードフロア)を見学。渋谷店スタッフが思いを込めた展開に足を止めて見入り、アナログフロアでは自身の中古盤の価格高騰に驚嘆した。
渋谷店で展示されているのは、山下の手形、シングルCDのジャケットを集めたアーカイブパネル、新旧「NO MUSIC, NO LIFE.」ポスター、今回の来店を記念した直筆サイン入りのアーティスト写真パネルなど。終了時期は未定としている。
渋谷店の青木太一店長は、息子に「達郎」と名付けるほどのマニア。青木店長が聞き手となり「CDはこれからも残るとお考えでしょうか?」と質問すると、山下は「CDがここまで残ったのが日本だけ、もう奇跡ですね。『OPUS』(2012年)発売のときには、今ごろ配信だけになっているという予測だったんですけど、2022年までCDが残っていて、アナログまで復活して不思議です」と回答。
また「どうしてこのタイミングで発売したのか」という問いには「僕らの世代は、音楽活動=レコードなんですよ。ライブなどの活動も、全部レコードを売るためでした。今もシングルはわりと出せてますけど、アルバムっていう形できちっと作るのも大変で。でもここ2〜3年はライブもできなくなったので、アルバムを出すことにしました」と説明した。
昨今では、1970〜80年代に日本で流行した「シティポップ」が海外で人気となり、山下も大きな注目を集めているが、「狐につままれたとしか言いようがないですね」と驚いている様子。
「正直わかりませんが、自分の音楽はなるべく流行りものじゃないものに作ろうと思って、耐用年数を10〜20年持つものを作りたいって昔から考えてきました。要するにトレンドを取り入れないとか。一世風靡するものって、必ずやっぱり何十年かしたときには懐メロと化すんです」と持論。「なんというかご褒美みたいなものですかね、自分から言えば」と話した。
1階の特大コーナー、3階のパネル展示および山下の常設コーナー、6階タワーヴァイナル(アナログレコードフロア)を見学。渋谷店スタッフが思いを込めた展開に足を止めて見入り、アナログフロアでは自身の中古盤の価格高騰に驚嘆した。
渋谷店で展示されているのは、山下の手形、シングルCDのジャケットを集めたアーカイブパネル、新旧「NO MUSIC, NO LIFE.」ポスター、今回の来店を記念した直筆サイン入りのアーティスト写真パネルなど。終了時期は未定としている。
渋谷店の青木太一店長は、息子に「達郎」と名付けるほどのマニア。青木店長が聞き手となり「CDはこれからも残るとお考えでしょうか?」と質問すると、山下は「CDがここまで残ったのが日本だけ、もう奇跡ですね。『OPUS』(2012年)発売のときには、今ごろ配信だけになっているという予測だったんですけど、2022年までCDが残っていて、アナログまで復活して不思議です」と回答。
また「どうしてこのタイミングで発売したのか」という問いには「僕らの世代は、音楽活動=レコードなんですよ。ライブなどの活動も、全部レコードを売るためでした。今もシングルはわりと出せてますけど、アルバムっていう形できちっと作るのも大変で。でもここ2〜3年はライブもできなくなったので、アルバムを出すことにしました」と説明した。
昨今では、1970〜80年代に日本で流行した「シティポップ」が海外で人気となり、山下も大きな注目を集めているが、「狐につままれたとしか言いようがないですね」と驚いている様子。
「正直わかりませんが、自分の音楽はなるべく流行りものじゃないものに作ろうと思って、耐用年数を10〜20年持つものを作りたいって昔から考えてきました。要するにトレンドを取り入れないとか。一世風靡するものって、必ずやっぱり何十年かしたときには懐メロと化すんです」と持論。「なんというかご褒美みたいなものですかね、自分から言えば」と話した。
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2022/06/23