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BTS、グループ活動を当面休止しメンバーがソロ活動に専念へ 新曲に思い込める「まだこれからだ」

 韓国出身の7人組グループ・BTSが14日、公式YouTubeチャンネル『BANGTANTV』を更新し、グループ活動をしばらく休止し、メンバーそれぞれが個人活動に専念する意向を示した。前日にデビュー9周年を迎え、7人が仲良く会食しながら現状や思いを伝え、理解を求めた。

 リーダーのRMは、2020年のヒット曲「Dynamaite」の頃まではグループが「自分たちの手のひらにあった」と振り返りながら、その後「どんなチームかよくわからなくなってしまった」と正直な気持ちを吐露。10日にリリースした最新アルバム『Proof』をもってグループ活動のチャプター1を終えたと説明した。

 また、K-POPのアイドルシステムについても「自分が成熟する時間を与えてくれない」などと言及。ARMY(ファンの愛称)の期待に応えるためにも、それぞれが成長する必要があるという考えを伝えた。

 メンバーは涙を浮かべながらも、こうした考えに同意。ファンに向けては「否定的にとらえないでほしい」「とても健康的なプラン」と言い、BTSがチャプター2に向かうためのステップとして「理解していただければ」と呼びかけた。

 今回の思いは『Proof』に収録された「Yet to Come」に込められているという。同曲タイトルは日本語で「まだこれからだ」という意味で、「最高の瞬間はこの先にある」と歌っている。

 BTSは、防弾少年団として2013年6月13日にデビュー。グループ名には「10代・20代への社会的偏見や抑圧を防ぎ、自分たちの音楽を守り抜く」という思いが込められた。14年6月に日本デビュー。全世界的な人気を集め、19年から4年続けて「グラミー賞」受賞式に参加し、21年と22年には最優秀ポップデュオ/グループ・パフォーマンス部門にノミネートされた。

 また、国連総会やホワイトハウスに招かれ、ジョー・バイデン大統領に対してアジア人などへのヘイトクライム問題について語るなど、世界的なトップスターとして活躍している。

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