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J.Y. Park氏、『スッキリ』スタジオ初登場 なわとびダンス生披露「かわいいですね」と自画自賛

 韓国の大手芸能プロダクション・JYP Entertainmentの創業者で、TWICENiziUらの生みの親として知られるJ.Y. Park氏が30日、日本テレビ系『スッキリ』(月〜金 前8:00)のスタジオに登場した。2020年にNiziUが誕生したオーディション『Nizi Project』に密着していた同番組に韓国からリモート出演したことはあったが、スタジオ出演は初となった。

『スッキリ』にスタジオ生出演したJ.Y.Park氏 (C)ORICON NewS inc.

『スッキリ』にスタジオ生出演したJ.Y.Park氏 (C)ORICON NewS inc.

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 手を振りながらスタジオ入りしたJ.Y.Park氏は「お久しぶりです。ついに直接スッキリの生放送でお会いしましたね。J.Y.Parkです」と満面の笑みを浮かべて日本語であいさつ。MCの加藤浩次が「リモートでは何度かお会いしてますけど、初対面ですからはじめましてですね」とあいさつを返すと、J.Y.Park氏は「僕も直接会ったのが不思議な感じです」と語った。

 ソニーミュージックとJYPの合同オーディションプロジェクト『Nizi Project』のシーズン2として、ボーイズグループを発掘する『Nizi Project Season 2 Global Boys Audition』3次審査のために来日中のJ.Y.Park氏は「シーズン2の地域予選中できょうから東京予選が始まります」と告知した。

 現在は3次審査中で、愛知、福岡、広島、札幌、沖縄予選を終え、きょう30日から5日間にわたって東京予選が行われる。「今回も優れた人材がたくさん来ました。もう4人選びました」と笑顔で告白。「実力は可能性より大切じゃないです。伸びる可能性が高いと思ったら選びます」「自分だけの個性があったら魅力的だと思います。自分の姿を自然に表現する人が一番好きです」と一貫したポイントを明かした。

 番組からのリクエストにも応え、安全地帯の「悲しみにさよなら」のサビをアカペラで披露。「僕は80年代の日本の曲は永遠に愛します。当時韓国では日本の曲は希少だったにもかかわらず、なんとか手に入れて本当に影響を受けました。桑田佳祐さん、安全地帯、チェッカーズ久保田利伸さん、僕の一番好きな安室(奈美恵)さん、サザンオールスターズ。80年代の日本の曲はメロディー、アレンジ、楽器の演奏、アーティストの実力、全部世界の最高レベルです」と熱弁した。

 さらに「ダンスが見たい」というリクエストには、「NiziUの『Make you happy』のなわとびダンスを作った人のバージョンを。サビだけ少し」というと、軽くジャンプしてウォーミングアップすると、軽快になわとびダンスを披露。自身のVTRを見ると「かわいいですね」と自画自賛して照れ笑いしていた。

 「ちょっと見てほしい」のリクエストでは、加藤浩次と岩田絵里奈アナの歌唱映像を“審査”。サカナクションのライブで「新宝島」を歌った映像を見たJ.Y.Park氏は「伸びました!」「加藤さんは、実力は少し不安定ですけど、歌うときのソウル、フィールが本物」と褒めたものの、「よかったですけど、選べません。男性ではなく男子を選んでいるから。ごめんなさい」と、シーズン2落選を伝え、スタジオは爆笑に包まれた。

 岩田アナの「愛を込めて花束を」の歌唱映像については「発声は少しできてないけど、元気で明るいイメージがNiziUによく合うと思います。でも、3年くらい遅かった。3年前に見ていたらNiziUのメンバーになれたかもしれません」とリップサービスし、再び笑いが沸き起こった。J.Y.Park氏はさらに「シーズン3はOji Projectを」と提案し、加藤は「NiziU(ニジュー)じゃなくてゴジューでやりますか」とノリノリだった。

 『Nizi Project Season 2』の東京審査は30日〜4月3日までの5日間、サンシャインシティ文化会館ビル 展示ホールDで実施される。ここからの飛び入りも可能で、J.Y.Park氏は「終わったと思わないで、当日会場でのエントリーができます」と呼びかけた。各日午前10時〜午後2時まで当日受付を行う。対象は2023年3月中学校卒業予定の男性〜各地オーディション締切時点において満23歳までの男性で、国籍は不問。少しでも日本語でコミュニケーションが取れることなどを条件としている。

 シーズン2後の構想も語り、「アメリカに渡って、アメリカバージョンの『Nizi Project』を始めます。アメリカの子どもたちをK-POPシステムを通してデビューさせます。アメリカバージョンが終わったあと、秋頃には歌手に戻って新曲をリリースします」と精力的な活動を予告していた。

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