活動の拠点をアメリカと日本に置いて活動するZ世代のシンガー・ソングライター、Ayumu Imazu（21）の4ヶ月ぶりとなる新曲「破片」が25日、リリースされた。あわせて、ミュージックビデオ（MV）も公開された。

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　同曲はもともと、TikTokアカウントで投稿した弾き語り映像に音源化希望の声が多く寄せられ、リリースが決定した楽曲。男女の恋のすれ違い、切なく苦しい心情をリアリティーのある歌詞でつづったバラードで、聴き手それぞれのストーリーに寄り添う余白も残している。

　この日公開されたMVは、昨年公開された映画『明け方の若者たち』や、その主題歌マカロニえんぴつ「ハッピーエンドへの期待は」のMVなども手がけた新進気鋭の松本花奈監督が手がけた。すれ違う恋を表現するのは、『Seventeen』専属モデルで女優の秋田汐梨と、劇中で強烈な存在感を放つ俳優・吉村界人。MVでも印象的に登場する2色の花をモチーフとしたジャケットアートワークも、松本氏が手がけた。

　Ayumu Imazuは6歳からダンスをはじめ、14歳から3年半、アメリカ・ニューヨークへアーティスト留学を経験後、拠点を日米双方に置いて活動している。作詞・作曲からダンスの振り付けまで手掛け、圧倒的なダンスパフォーマンスと日本語・英語を駆使するバイリンガルを武器にし、Z世代のネクストポップアイコンとして話題を呼んでいる。

■松本花奈監督コメント
楽曲を聞いて、封じ込めていたはずの自分の弱さが浮き彫りになるような感覚がありました。そして、その弱さと向き合わなければならないのだ、とも感じました。劇中に出てくるアスターという花には、赤色が「変化」、青色が「あなたを信じているけど心配」といった花言葉があります。それを指針とし、彼の思い描いていた「完璧な貴方」、それから「今のあなた」とは一体どんな人物なんだろうと、吉村さん、秋田さんと模索しながらつくりました。ぜひご覧ください。

■秋田汐梨コメント
好きな人と一緒にいるときに、一度は体験したことがあるような温かい気持ちだったり、切ない気持ちを感じてもらえるようなMVになっていると思います。
切ないけど、Ayumu Imazuさんの優しい歌声でとても穏やかな気持ちになれる素敵な曲で、私もたくさん聴いています！

■吉村界人コメント
今回参加できたこと、光栄に思います。
松本監督とは、2年ぶりの再会で少し照れもありましたが楽しかったです。
後に音楽と重なって映像を見た時に凄く絶対的な普遍さと、瞬間的な感情を感じました。
Ayumuさんの背負っている憂いと羨望が光っているんだと思います。

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