演歌歌手の真田ナオキが9日、東京・渋谷PARCOの「価格.com GG Shibuya Mobile esports cafe＆bar」で、この日リリースした新曲「渋谷で…どう？」発売記念イベントを開催した。

【写真】その他の写真を見る

　これまでジャケット写真やカレンダーなどで着用してきたファッションブランド「JOURNAL STANDARD」とのコラボイベントで、カジュアルな「春コーデ」ファッションへの生着替えを披露。さらにはパティシエ姿となり、14日のホワイトデーを前に自身が考案したスペシャルケーキやドリンクを事前抽選で当選したファン30人に振る舞った。

　イベントの後半には、2020年の『第63回 日本レコード大賞』で最優秀新人賞を受賞したときに歌唱した「恵比寿」と、新曲「渋谷で…どう？」を歌唱。「演歌は町や土地のことを歌う曲が多く、恵比寿、渋谷と続いてきましたので、次回は僕の地元の埼京線沿線にしようかと思います」と笑顔を見せた。

　「渋谷で…どう？」は、真田の師匠・吉幾三が作詞作曲を手がけた。「コロナが終息し、以前のようにお酒を飲んでコミュニケーションを取れることが日常になってほしい」との願いが込められ、「こんな時代だからこそ明るく元気になるように」とコミカルな曲調の楽曲となっている。

　真田は「この曲は今年の勝負曲です。コロナ禍の2年間、世界中のさまざまな方が我慢をしている状況のなか、なんとかエンタメの力で世の中を明るくしたいという思いで歌わせていただきました。この歌で皆さんの暗い気持ちが少しでも晴れて、笑顔になってくれることを願っています」とコメント。

　続けて「恵比寿や渋谷といった“ご当地”でまだコンサートを行えていないので、ぜひここ渋谷でもコンサートを行いたいですし、年末は坂の上にある渋谷の大きなホール（NHKホール）で歌いたいです！」と、『NHK紅白歌合戦』初出場への夢を語った。