ぴあ総研が8日、2021年の「音楽ポップスの興行規模に関するランキング」を発表した。「公演回数×各開催会場の最大収容人数」を算出したもので（実際の動員数とは異なる）、1位は三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE、2位はEXIL TRIBE、3位はAAAとなった。

【写真】その他の写真を見る

　2021年のライブ・エンタテインメントは、前年に続き新型コロナウイルスの影響を大きく受けながらも、さまざまな感染防止対策を講じ、人数制限を設けたうえで、ドームやアリーナクラスの全国ツアーが徐々に開催。長期にわたる全国規模のホール、ライブハウスツアーも再開された。

　そんななか、ランキング1位となったのは、デビュー10周年を迎えてドームツアーを開催した三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE（80.4万人）。2位は、総勢6グループ52人が総出演のツアーを行ったEXIL TRIBE（70.5万人）、3位は、本来一昨年に行われる予定だったグループ史上最大規模となる15周年記念ドームツアーを振替開催したAAA（63.1万人）となった。

　LDH JAPANやジャニーズ事務所の所属アーティストがランキング上位を占めるなか、2021年に結成21周年を迎えたUVERworld（7位）や、結成30周年のL'Arc〜en〜Ciel（9位）などベテランのバンド勢もTOP10入りした。

　来場者の属性別ランキングでは、男性来場者別１位はAAA、2位EXILE TRIBE、3位三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE、4位UVERworld、5位乃木坂46。女性来場者別1位は三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE、2位EXILE TRIBE、3位AAA、4位Sexy Zone、5位Snow Manと続いた。