デビュー40周年を迎える伝説のロックバンド・BOΦWY(2つ目のOの正式表記はスラッシュ付き)の魅力を後世に語り継ぐ2時間特番『輝き続けるBOΦWY』が、12日(後8:00〜9:55)にBSフジで放送されることが決定した。貴重な『夜のヒットスタジオ』出演時のパフォーマンスや『LAST GIGS』の貴重映像を続々と届けるほか、メンバーの高橋まことが当時の秘話を明かす。 BOΦWYは氷室京介(Vo)、布袋寅泰(Gt)、高橋まこと(Dr)、松井常松(Ba)からなるロックバンド。1981年に結成し、翌82年3月にアルバム『MORAL』でメジャーデビュー。「Marionette」「B・BLUE」「ONLY YOU」「わがままジュリエット」など数多くのヒット曲を残し、87年12月24日の渋谷公会堂公演で解散発表。88年4月4・5日に東京ドームで行われた『LAST GIGS』で活動に幕を下ろした。 番組ではBOΦWYをリスペクトする著名人たちがスペシャルトークセッション。後半にはメンバーの高橋まことがサプライズ登場し、ゲストたちとともに、過去の映像を観ながら、当時を振り返る。 メンバーとの出会い、曲作りにおけるやりとり、そして、渋谷公会堂での解散発表にまつわるエピソードを回想。解散を受けて行われた『LAST GIGS』で、「NO. NEW YORK」を2回演奏された経緯も明かされ、当時を知るゲストたちも驚きの声を上げた。 このほか、メンバー以外で唯一、BOΦWYのライブに出演したギタリスト、PERSONZの本田毅がテレビで初めてBOΦWYを語る。けがをした布袋に代わって、BOΦWYのライブで演奏経験のある本田は、4人の強烈な個性と、その反面、「ツーカーなメンバーでないとできない」あうんの呼吸がなせる「バンドっぽいかっこよさに鳥肌が立った」という。初告白となるエピソードも明かされる。 また、BOΦWYのレコードジャケットやビジュアルを手がけた写真家・加藤正憲氏は、ファインダー越しのBOΦWYを語る。衣装、髪型、スタイル…当時のロックシーンにビジュアル面でも大きな衝撃・変化を与えた、BOΦWYのプロデュースのすごさを振り返る。解散前、最後の撮影で加藤氏が感じた、メンバー間に流れるいつもと異なる雰囲気とは? さらに、これまで撮影した中から厳選した写真を発表する。 カンニング竹山はBOΦWYのコピーバンドを組んでいた学生時代を回想。そこで人前に立つ度胸を学び、バンド仲間と福岡吉本の門を叩いたというエピソードを披露し「BOΦWYのおかげで漫才師になった」と語る。さらに、当時テレビで観て強い衝撃を受けた布袋の演奏で、ネックに付けていたという“あるもの”とは…? 中田有紀は、大事にとっておいたという『LAST GIGS』のチケットと当時の新聞の切り抜きを持参。BOΦWYとの出会いの1曲「B・BLUE」への想い、当時のファンの熱狂の様子などを語る。
2022/02/04
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