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坂本冬美、紅白で最新映像技術とコラボした「夜桜お七」を初アナログ化「とっても感激」

 演歌歌手・坂本冬美が昨年大みそかの『第72回NHK紅白歌合戦』で最新映像技術とコラボレーションして話題を呼んだ代表曲「夜桜お七」が、1994年の発売から28年を経て、初のアナログ盤として2月23日にリリースされることが決定した。

1994年の発売から28年…初のアナログ盤としてリリースが決定した坂本冬美の代表曲「夜桜お七」

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 1994年9月7日に8センチCDとして発売された「夜桜お七」は、当時の演歌としては珍しい16ビートのメロディーが含まれ、アップテンポな曲調だったことから「プログレッシヴ演歌」と評されることも。33回目の出場となった昨年の紅白歌合戦では、通算8回目となる「夜桜お七」を歌唱した。

 紅白のステージで坂本のバックに投影された最新映像技術は、映像業界の新しいトレンド「バーチャルプロダクション」と呼ばれるもので、あたかも目的のロケーションで撮影したかのような映像を作り出せる技術のこと。特に『スター・ウォーズ』の実写テレビシリーズ「マンダロリアン」に採用され、一気に話題になっている最新技術とのコラボで「夜桜お七」を歌うと、その映像のインパクトにツイッターでは驚愕の声が広がり、盛り上がりを見せた。

 そして、最新デジタル技術で反響を呼んだ「夜桜お七」を、今回初めてアナログ盤でリリースすることが発表された。CDに比べるとサイズが大きいことに加え、複製がしづらく、曲を再生するのに手間がかかるレコード盤。かつては弱点であったこれらの特徴が、ストリーミングサービスが普及した現在、楽曲をモノとして所有しておきたいというリスナーのニーズが高まり、ポジティブに評価されている。

 坂本は「私にとって代名詞といえる『夜桜お七』が、28年の時をこえて、アナログ盤となって発売されます。永い間、皆様に愛された証ではないかと、とっても感激しております。デジタルとは一味違ったサウンドで、ぜひお楽しみください」と呼びかけている。

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