アイドルグループ・乃木坂46の結成10周年で初となるベストアルバム『Time flies』（15日発売）のリリースを記念して10日、東京タワーで一夜限りの“乃木坂46仕様”ライトアップ点灯式が行われ、秋元真夏、北野日奈子、与田祐希、賀喜遥香が参加した（北野は結膜炎のため、眼帯での登場となった）。

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　グループ結成10周年となったことを受け、秋元は「大きな節目の年で、メンバーも卒業していって、さみしいこともたくさんあったのですが、後輩たちも頼もしさがより見えてきたので、ここから一致団結して、さらに上を目指せるかなと感じています」とアピール。北野は「ほとんど一緒に過ごせていることで、乃木坂46の初めてを一緒に経験できたことはすごく誇らしいです」と声を弾ませた。

　与田は「3期生は5周年で、10周年のうちの半分の期間を乃木坂として過ごしていることになります。入る前も入ってからも変わらず乃木坂が大好きです」と満面の笑み。賀喜は「私たち自身も歴史を振り返る機会が多くて、4期生はまだ（在籍が）3年なのですが、10年という節目で、これまで築いてきてくださった先輩が、どうやって今にいたるかを改めて知ることができて、4期生も心持ちを改めて頑張っていきたいです」と意気込んでいた。

　ベストアルバムの話題では、秋元が「初めてのベストアルバムということで、これが出せると、芸能人なんだなといううれしさがあります」とちゃめっ気たっぷりに語りながら「生田絵梨花の卒業ソングも入っていて、中にいるメンバーが生田を送り出す、メッセージが詰まった曲になっています」と力説。与田も「生田さんのソロ曲がとにかくすごく好きで、個人的にたくさん聞いているので…。卒業されていくのはすごくさみしいのですが、本当にステキな歌なので、ファンとしての心も持ちながら（聞きたい）」と語った。

　北野は「10年経ちましたが、これからファンになってくださる方にも届けばいいな」と期待を込めたコメント。賀喜は「メンバーセレクトの衣装を着た、一人ひとりのジャケット写真があって、メンバーの乃木坂愛が衣装からも感じられるし、曲を聞いても、乃木坂の歴史や愛を感じられる作品だなと感じています。ジャケットに込められた思いも汲み取っていただけたら」と呼びかけていた。

　2011年10月から15年4月まで放送されたレギュラー番組『乃木坂って、どこ？』のスタート時から約1年間、東京タワー芝公園スタジオ（現：東京タワースタジオ）で収録を行っていたなど、縁も深い東京タワーでの点灯式。乃木坂46と東京タワーが連動したイベントは、約9年4ヶ月ぶりとなった。

　グループ10周年の10とかけて10日の実施で、12月の日没平均時間を鑑みて、午後4時46分に点灯された。