78歳・橋幸夫、京都芸術大学に入学 新入生代表であいさつ「全身全霊を掛け、頑張ります」
 歌手の橋幸夫(78)が3日、京都芸術大学の入学式に出席。通信教育課程美術科の新入生として、学生を代表しあいさつに立った。

新入生代表であいさつする橋幸夫=京都芸術大学入学式 撮影:高橋保世

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 自身でも書を嗜み、芸術の分野に造詣の深い橋は今春、同大学通信教育課程に新設された「書画コース」に入学。あいさつでは「私にとって本日は、人生最高の出来事の一つです。それは本日の入学式への参加のお許しを頂けた事がそれであり、来年5月3日で80歳になる私にとっては、叶う事なき夢であると思っていた事が、本日実現出来た事であります」と喜びを語った。

 芸能界デビューは高校2年生の7月。そのため2年生の後半以降は多忙なスケジュールに追われ殆ど学校には行けなくなった。「翌年の卒業式は私は出席出来ず、母が代理として卒業証書を頂きに行ったと言う、高校生活も楽しい思い出も、余り残っていないと言う淋しさを後々まで感じていた青春時代でした」と振り返った橋は、「その満ち足りていない自分の心に、デビューして10年後あたりから何かを学びたい、との思いが急に沸き、そうだ『書』を学びたいとの思が浮かび、最初は高校の書道の先生の指導を受け、その後は自由でアートの感覚で書く書道スクール『キャレ文字スクール』のインテリア書の先生との出会いがあり、個展を開く機会にも恵まれました」と、学ぶことへの意欲を常に胸に抱いてきたという。

 橋は芸歴63年目となる来年に80歳を迎え、それを機に歌手業を引退すると発表している。現在は「ラストコンサート」の真っ最中であり、「これまでご支援頂いた多くの皆様への感謝を込めた最後のステージとして歌手橋幸夫の人生を完結します」と決意を込めた。

 その上で「その後の私の人生を、ここ京都芸術大学書画コースを選択させ頂き、今年から学ばれる新入生の皆様と良き同期生、友人となり、私に取っての新しい『夢と人生のスタート』を切れる事に、今心のワクワク感と喜びを感じております」と期待に胸をふくらませ、「最後になりますが、何と言っても超高齢者の私です。命を閉ざす事が先になる可能性もあります。願わくば4年間で卒業出来る様、全身全霊を掛け、頑張ります」と決意を示した。

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  • 新入生代表であいさつする橋幸夫=京都芸術大学入学式 撮影:高橋保世
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  • 京都芸術大学に入学した橋幸夫 撮影:高橋保世
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