Amazon Prime Videoでプライム会員向けに独占配信中のAmazon オリジナル番組『ザ・マスクド・シンガー』は、15日午後8時より配信されたエピソード9で、12人のマスクドシンガーの頂点“ゴールデンマスクドシンガー”が決定。優勝者＆ファイナリスト特別インタビュー解禁となった（以下、エピソード9のネタバレを含みます）。

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　同番組は、正体を隠した12人のマスクドシンガーのパフォーマンスバトルと、中の人の推理を楽しむ、新感覚の音楽ライブエンターテインメント。原型は韓国で2015年から放送されている『ミステリー音楽ショー：覆面歌王』で、19年に米国でリメイクされ、大幅に進化。現在は、世界50ヶ国で現地制作されるまでになった番組の日本版となる。

　パフォーマンスバトルを勝ち抜いてきたファイナリストは、セクシーな魅力で会場を魅了してきたMiss テレビジョン、ユニークなキャラクターと熱いパフォーマンスのギャップが魅力のバード、そしてインパクト大のストーリー性の高いステージを披露するローズの3人。

　エピソード9は、ファイナリスト3人が、敗退したマスクドシンガーキャラクターたちと一緒に登場し、「One Night Carnival」（氣志團）のグループパフォーマンスで幕を開けた。その後、Miss テレビジョンは松原みきの「真夜中のドア〜stay with me」、ローズはJUJUの「奇跡を望むなら...」、バードはX JAPAN「Forever Love」 をそれぞれ全身全霊をかけて、こん身のパフォーマンスを披露した。

　投票の結果、先にマスクを脱ぐことになったのは、Miss テレビジョンとローズ。これまでソウルフルな歌声で会場の注目を一身に集めてきたMiss テレビジョンは歌手のCrystal Kay。“ローズ劇場”でほかのシンガーたちとは一線を画す、圧巻のステージを披露してきたローズの正体は、女優の水野美紀だった。

■ローズ「私がここまで番狂わせをするとは」

　これまで数々の舞台やドラマ、映画に出演してきた水野は、歌唱力・表現力に加えて、女優としての演技力をフルに発揮して、会場の心をつかんできた。今回の出演のきっかけについて「プロデューサーさんが『歌だ』って言って、私は『歌は無理だ！』って言ったんですよ。（でも）『君なら羽ばたける！』って熱く説得してくださって、いけるかもって気になっちゃったんですよね」と振り返る。

　さらに水野は「自信は正直なかったんですけど、きっと私が作る物語は楽しんでもらえるだろうっていう自信はありました」と、パフォーマンスそのものをドラマ仕立てにする“ローズ劇場”に確信を持っていたことを明かしている。

　演技を取り入れた圧巻のパフォーマンスでステージを盛り上げてきた水野は「まさか役者部の私がここまで番狂わせをするとは、私を含めスタッフの誰も思っていなかったんです。奇跡が起きました。どうぞパフォーマンス、ストーリーを楽しんでください」とファイナリストに残った喜びを語っている。

■Miss テレビジョン「全部がいい思い出」

　Crystal Kayは、13歳から音楽活動をはじめ、15歳で初めてのワンマンライブを開催した実力派シンガーです。これまで持ち前の歌声で「evolution」（浜崎あゆみ）や、「銀の龍の背に乗って」（中島みゆき）など、ジャンルを問わず完璧に歌い上げてきた。「全部がいい思い出です。もう最初のコスチュームのサイジングから、どういう衣装を着るのかなっていうドキドキから、もうストーリーは始まっていた。あと何よりやっぱり日本の最高な曲たちをこういうアレンジでダンスも付けて、自分の世界っぽくしながらパフォーマンスできたことがすごく最高な思い出に
なりました」と、出演の喜びを語っている。

■”ゴールデンマスクドシンガー”は、バードに決定

　ゴールデンマスクを手に入れ”ゴールデンマスクドシンガー”として優勝したバード。毎回完成度の高いパフォーマンスで王座を勝ち取ったその正体は、歌手、女優、モデルなど幅広い分野で活躍している土屋アンナ。ポップ、ロック、バラードなど、どのジャンルの楽曲も見事に歌い上げた土屋は、最終回で難易度の高い「Forever Love」（X JAPAN）を披露し、会場を魅了した。1位に輝いた喜びについて土屋は「なんかもう運動会で1位を取った感じ。こうやってトップっていう風になったのは初めてだから、やっぱり正直うれしいなって思った」と笑顔でコメン
トした。

　参加動機については「一番のきっかけはやっぱり歌！　歌を歌って、その一言でやりたいって思ったし、それでプラスこのマスク、自分の顔をなくす、自分の声だけで勝負する」ところにも魅力を感じたという。

　「全部一回なくして、新しい命あるものになって、自分の声を出すとなると、多分既成概念とかなしに歌を聴いてくれるから、本当は私たちはそれがやりたいんですよね。それをやらせてくれる番組だから、綺麗だなって思って。プラス子どもも大人も楽しめるクイズ形式になっているから、次も観たくなる。多くの人たちがおうちでも音楽を楽しめるというのが一番の魅力だったからやりたいって思いました」と、コメント。

　番組の魅力について土屋は「音楽は本当にすべての壁、国境もすべてを超え、人をつなげるものだと思っていて、この番組はそこにユーモアがあったり、楽しさがあったり、ちょっとワクワクもあったりすると思うんです。だからその音楽の楽しさを存分におうちで楽しんで、もっともっといろんな曲を好きになって、もっともっといろんなジャンルを聴いて、もっともっと音楽に触れる生活をしてもらいた
いなと思います」と、熱い思いを語っている。

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