今週（2021. 8/13〜8/19）のYouTubeチャートTOP100の週間総視聴回数は、先週比で0.8％増となった。TOP100内の初登場は16作（先週16作）で、先週から横ばいの状況となっている。

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　1位（先週2位）はBTSの「Butter」（視聴回数601.0万回）となり、65週ぶりに首位に返り咲いた。2位（先週1位）は「Permission to Dance」（同592.8万回）となった。順位は入れ代わったものの、TOP2独占の連続記録は今週で6週目となっている。

　初登場でいきなり3位に食い込んだのは、BE:FIRST (読み：ビーファースト)「Shining One」（同461.0万回）。SKY-HIが起業した会社BMSGで主催したボーイズグループオーディション「BMSG Audition 2021 -THE FIRST」から誕生した男性7人組ダンス＆ボーカルユニットのプレ・デビュー作である。SKY-HIが費用1億円以上の私財を投じたことでも話題を集めた同オーディションの模様は、約半年にわたってHuluで配信され、情報番組等でも度々特集された。本作はオーディションの最終審査の課題曲で、m-floの☆Taku Takahashiが手掛けたトラックに、SKY-HIが彼らへ送ったメッセージが描写されたリリックが乗ったダンスナンバー。今回、メンバーとなった7人が新たに歌い直しており、編曲や振り付けも新たに生まれ変わっている。

　9位（先週90位）はAdo「会いたくて」（同240.9万回）。再生数を先週の約6倍増として、TOP10内に滑り込んだ。同作は映画『かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 ファイナル』挿入歌となっている。今週5位「踊」（同398.4万回）はミュージックビデオ公開以来、17週連続でTOP10入りを続けており、同作も息の長いヒットとなるか、期待がかかる。

　24位に初登場したのは、P丸様。「ときめきブローカー」（同128.2万回）。大ヒット中の「シル・ヴ・プレジデント」（今週135位／同218.1万回）を手がけたクリエイター陣、ナナホシ管弦楽団や岩見陸らによる新作である。耳に残るキュートな歌声、思わず口ずさんでしまうポップなアレンジ、ユニークな歌詞の世界観で、「シル・ヴ・プレジデント」同様に注目を集めていきそうだ。

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