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【YouTubeチャート】Eveとヨルシカsuisのバレンタインソング「平行線」が上位に初登場

 今週(2021.2/5〜2/11)のYouTubeチャートTOP100の総視聴回数は、前週比で2.6%増となり、今年に入って2番目に高い実績となった。

【YouTubeチャート TOP10】(2/5〜2/11)

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 3週連続で1位となったのは、女子高生ネットシンガー・Ado「うっせぇわ」(視聴回数1884.2万回)。視聴回数は前週比で17.6%増となり、1800万台に乗せた。2月5日に「うっせぇわ」のアナザーバージョンで、サウンド・クリエイター・Gigaによるリミックス「〜(Giga Remix)」が配信リリースされたことが伸長の要因と考えられる。TOP10内では、優里「ドライフラワー」(同752.7万回)が前週比4.0%アップで3位(前週4位)、YOASOBI「怪物」(同448.1万回)も6位(前週7位)と、それぞれ順位を1つ上げた。10位(前週13位)はボカロP・Chinozo「グッバイ宣言」(同320.9万回)。前週比25.4%増と視聴回数を伸ばしている。TikTokでは、ダンス動画をはじめ、さまざまな動画で楽曲が使われて人気を集めている。

 TOP100内に初登場した楽曲で最も高いポジションにつけたのは、16位の男性シンガー・ソングライター・Eve「平行線(Eve & suis)」(同223.1万回)。同曲はロッテ ガーナチョコレートの“Gift”キャンペーンのテーマソングで、Eveは昨年の“ピンクバレンタイン”キャンペーンに続いて、2年連続でテーマソングを書き下ろしている。今回、男女2人組のロックバンドヨルシカのsuisと一緒に歌唱したコラボ曲。ミュージックビデオは企画・脚本に東宝のプロデューサーで作家の川村元気、監督に『ドラえもん』のオープニングなどを手がける10GAUGEの依田伸隆、そしてキャラクターデザインにスタジオドリアンの押山清高、美術監督に金子雄司という豪華スタッフが集結して制作された。幼なじみで友達以上恋人未満の男女の、切なくも温かいバレンタインのエピソードが瑞々しく描かれており、視聴者に爽やかな感動を与えている。なお、本作に注目が集まったことで、昨年のキャンペーンのテーマソング「心予報」も前週TOP100圏外から83位(同48.8万回)にランクインしている。

 28位(前週73位)に急上昇したのは、俳優でシンガーの菅田将暉「星を仰ぐ」(同152.9万回)。本作は、日本テレビ系ドラマ『君と世界が終わる日に』の主題歌。ドラマの内容とシンクロしたバラード曲で、作詞作曲には20歳のクリエイターMega Shinnosuke、サウンドプロデュースには、いきものがかり、あいみょんらの楽曲を手掛ける田中ユウスケらを迎え、菅田がコンセプトづくりから制作に携わった意欲作である。2月21日には初のオンラインライブが決定しており、初のアコースティック編成によるパフォーマンスが行われるという。

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