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矢井田瞳、4年ぶりオリジナルアルバム『Sharing』リリース ツアー成功祈願でだるま奉納

 シンガーソングライターの矢井田瞳が、4年ぶり11枚目となるオリジナルアルバム『Sharing』を14日にリリースする。デビュー20周年を迎え、精力的に楽曲制作を再開後に発表してきたシングル曲と、書き下ろし曲を加えた全9曲が収録されている。

20周年ツアー成功を祈願して、高崎少林山達磨寺ライブでだるまを奉納した矢井田瞳(右)

20周年ツアー成功を祈願して、高崎少林山達磨寺ライブでだるまを奉納した矢井田瞳(右)

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 タイトルの『Sharing』には「喜びや苦しみを分け合う、音楽を分け合う、20周年の大切な年をファンの方々と分け合うという願いを込めた」(矢井田)。「いつ何時も、いろんなことを分け合う大切さや、そこに生まれるあたたかさや愛、前向きな気持ちを再確認する」なかで生まれたコンセプトだ。

 アコースティックギター3本の編成で再開した昨年の活動から今夏、バンド編成にシフト。「違う角度から光を当てればまた違う輝きを放ってくれる」と考えたシングル曲「あなたのSTORY」や「いつまでも続くブルー」はバンドバージョンが新たにレコーディングされた。楽曲のダイナミックさに透き通ったボーカルが生える、デビュー当時を彷彿する印象だ。

 今月3日、群馬県高崎市の少林山達磨寺大講堂で、今年3月から2度延期となっていたアコースティックライブを客席を絞って開催した。コロナ禍以降、初めての観客を入れてのライブ。20周年ツアーの成功を祈願して、前から用意していただるまにもやっと両目が入った。「お寺の大講堂という特別なシチュエーションが、とてもあたたかい空間にしてくれました。だるまの魂をお戻しすべきところに戻すことができて、心のつかえがとれました」と安堵した。

 アルバム発売記念ライブを31日に東京・Zepp Diver Cityで有観客・生配信のハイブリット型で開催する。「お客さんの前で演奏すること自体が当たり前ではなくなったので、その機会をいただけてとても感謝しています。来てくれたお客さんとその場の空気を楽しみ、配信を観てくださる方にはその臨場感が最大限伝わるようにしたいと思っています。バンドスタイルのライブなので、憂鬱を浮き飛ばすようなあげあげパートも作りたいですし、『Sharing』の楽曲も初披露出来たらいいなと思っていますので是非楽しみにしてください」。

『Sharing』
2020.10.14リリース
収録曲(限定盤/通常盤共通)全9曲

01.いつまでも続くブルー(Yaiko Band ver.)
02.あなたのSTORY
03.It’s too late?
04.Gradation
05.かまってちゃん。
06.ネオンの朝
07.はだしのダイアリー
08.きっとJust fine
09. あなたのSTORY(Yaiko Band ver.)

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