ダンス＆ボーカルグループ・AAAが24日、11月から行う予定だった自身最大規模の全国6大ドームツアー『AAA DOME TOUR 2020』の開催を、2021年以降に見送ることを発表した。

　公式サイトでは、新型コロナウイルスの影響や政府及び各自治体の方針を考慮し、「開催に伴う様々な状況を検討した結果、ライヴの開催が困難であるとの判断に至り、苦渋の決断ではありますが『AAA DOME TOUR 2020』全公演を一旦2021年以降に見送ることをお知らせいたします」と報告。

　続けて「AAAはストリートでのパフォーマンスからスタートし、個性豊かなキャラクターを最大限に活かした“ライヴ”でのパフォーマンスにこだわり続け、ファンの皆様からのご支持をいただきここまで成長いたしました」と振り返り、「2020年。新型コロナウイルス感染拡大の影響により新たな日常と向き合い、この数ヶ月間、どういう形式であればご来場される皆様が安全かつ心から安心してライヴを楽しんでいただけるか、ライヴ配信などを含め様々な角度から熟考を重ねてきました」とここまでの経緯を説明した。

　そして「やはり活動休止前の節目に開催するこのドームツアーは、15周年の集大成として、生身のパフォーマンスやリアルな歌声をお届けすることが最もAAAらしい姿であり、これまで応援していただいたファンの皆様に直接お会いし感謝を伝えることが最善の形ではないかという結論に至り、今年の開催は断念し見送ることを判断いたしました」とした。

　今後の活動については「2021年以降に振替予定の本公演以外は2020年1月15日に発表させていただいたとおり、AAAとしてのグループ活動は2020年12月31日をもって活動休止とさせていただきます」とグループでの活動は年内で休止する。

　最後に「またいつの日か、再び環境が整い、皆様と同じ空間で同じ時間を過ごすことができる日を信じて、感染予防対策に努めながら、皆様へ過去最高のAAAをお届けできるよう、これからも精進してまいります」とメッセージした。

　同ツアーは11月7日の埼玉・メットライフドームを皮切りに、12月26日の札幌ドームまで、大阪、愛知、福岡、東京を回る自身最大規模の全国6大ドームツアー。振替日程に関しては改めて調整し、ファンクラブサイト及びオフィシャルサイトにて発表される。