AI、インターネット、人工生命など、今、音楽業界に新たな テクノロジーの波が押し寄せている。昨年、大きな話題になったAI美空ひばりもその一つ。30年前にこの世を去った「伝説の歌姫」の復活は、彼女との再会を夢見るファンを喜ばせた。24日放送のNHK・Eテレのクラシック音楽番組『ららら♪クラシック』(毎週金曜 後9:00)では、最先端テクノロジーを自らの作品に積極的に取り入れてきた音楽家の渋谷慶一郎をゲストに迎え、その最前線を特集する。 渋谷は「音楽は元々テクノロジーと密接なんです。新しい楽器も奏法も人と道具の関わりという意味ではテクノロジーと言えるでしょう。例えばモーツァルトも新しいクラリネットが発明されるとそれのために曲を書いていたことと、20世紀に入ってから作曲家が電子音楽に夢中になったことはさほど違いはないんです。つまりテクノロジーは基本的に進化しかしないから当然、創作を触発し作る側はその刺激を求めているのです」と、コメント。

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  • Eテレ『ららら♪クラシック』7月24日の放送は「渋谷慶一郎が語る〜テクノロジーと音楽〜」。中央にいる「オルタ3」が渋谷慶一郎とのコラボで歌を披露 (C)NHK
  • アンドロイド・オペラ「Scary Beauty」の表題曲を演奏する渋谷慶一郎とオルタ3 (C)NHK
  • AIグレン・グールド(C)NHK
  • Eテレ『ららら♪クラシック』7月24日の放送は「渋谷慶一郎が語る〜テクノロジーと音楽〜」リモート入試の模様(C)NHK

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