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avex×テレ東『ヨルヤン』、第2弾オーディションにSOCIAL HOUSEが楽曲提供

 avexとテレビ東京がタッグを組んだオーディション番組『ヨルヤン』の第2弾として「女性R&Bシンガー&ダンサー・オーディション」の開催決定が発表された。

『ヨルヤン』第2弾オーディション発表。世界的プロデューサー・SOCIAL HOUSE(左)が楽曲提供。振付けはs**t kingzのkazuki(中央)。トップラインと歌詞はEmyli(右)

『ヨルヤン』第2弾オーディション発表。世界的プロデューサー・SOCIAL HOUSE(左)が楽曲提供。振付けはs**t kingzのkazuki(中央)。トップラインと歌詞はEmyli(右)

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 『ヨルヤン』では、応募者はホームページで公開された「課題曲」を無料ダウンロードし、それを使って自由に歌やダンスを乗せた動画を制作し、MixChannel、nana、TikTok、YouTubeなどのSNSへ投稿するという、新たなリモート・オーディションを行っている。

 第1弾のオーディションでは、人気ボカロPの「DECO*27」などが課題曲を提供。結果、1500投稿を超える応募があり、その中には、トラックをアレンジしたり、リリックビデオを制作する猛者まで登場。くしくも、番組が提唱した「コークリション(共創)文化」は、その後に起こった新型コロナウィルスの影響により、複数の人気アーティストたちが同じ手法で楽曲を開放したことで新たなムーブメントとなっている。

 番組は、コロナ禍で放送を一時休止しているが、今月13日から再開されることが決定(毎週月曜日 深2:45)。人気音楽プロデューサー「DECO*27」を迎え、既に8人の最終候補者にまで絞られていた第1弾オーディションの最終審査(都内の老舗ライヴハウスで実際にバンドを背負って歌唱するパフォーマンス審査)の模様がオンエアされる。

 新たに発表された第2弾は、「女性R&Bシンガー」と「(男女問わずの)ダンサー」にフォーカスを絞った形でのオーディション。応募方法は前回と同じく、番組ホームページから課題曲を無料ダウンロードし、歌唱もしくはダンス動画を各SNSへと投稿する。

 その課題曲をプロデュースしたのは、自身もアーティストとして活躍しながら、アリアナ・グランデクリス・ブラウンジェニファー・ロペスなどに楽曲を提供し、2020年のグラミー賞で、プロデューサーとしては「Record of the Year(年間最優秀レコード)」に、アーティストとしては「Best Pop Duo/Group Performance(最優秀ポップ・パフォーマンス-グループ部門)」に、マルチにノミネートされるという偉業を成し遂げた「SOCIAL HOUSE」。

 今、最も旬な世界的プロデューサーの一人である彼らが手掛けた楽曲は、哀愁漂うメロウかつデカダンなシンセ・フレーズが印象的なエモい序盤から一転、オルゴールのようなメランコリックな雰囲気を持つサビ前のパートを経て、彼ららしいHIP-HOP(トラップ)ビートにつながるという非常に多彩なトラックに仕上がっている。歌うにしても、踊るにしても、高いスキルは当然、幅広い表現力が求められる作品だ。

 トップライン(歌のメロディ)と歌詞は、m-flo のlovesシリーズにゲスト・ボーカリストとして参加しつつ、これまでに、安室奈美恵THE RAMPAGE、RED VELVETらに楽曲&歌詞の提供を行ってきた「Emyli」によるもの。公開された課題曲音源では、シンガーも務めている。

 楽曲の内容は、夢に向かうひとりの女性の「期待」と「不安」の葛藤=二面性を表したデュエット・ソング。課題としても2パートがそれぞれ別途公開されており、挑戦者は、両方で応募することも、いずれかのみを選択することもOKとされている。

 追って「ダンサー部門」の募集も行われるが、その振り付けを担当するのは、日本が世界に誇る「s**t kingz」の「kazuki」。チームとしては、2010年に全米最大のダンスコンテスト「Body Rock」にて、日本人として初優勝。さらに翌年にも優勝を果たし、全米2連覇という快挙が、日米のみならず世界のダンスシーンを賑わせた。メンバーのkazuki自身は、東方神起三浦大知EXIT×Da-iCEのコラボ楽曲などへの振付提供をはじめ、Nissy、EXO、など大規模なライブにおいてコレオグラファーの枠を超え、演出家としても活躍している。

 まずは、ホームページからシンガー募集用のための「課題曲」が、無料ダウンロード可能となっており、応募方法の詳細も記載されている(7月9日午後1時より応募可能)。近日、ダンス審査応募用のお手本ダンス動画もアップされる予定。

■SOCIAL HOUSEのコメント
We had an amazing time working on this record. Being able to immerse ourselves in the Japanese culture and to experience it firsthand is really an unexplainable feeling. It was incredible to be welcomed with open arms and we feel honored to be treated with such respect. We can’t wait to be able to come back and create again. To all the aspiring creatives, we know that this time can be tough but we can ‘t let this obstacle dim our light. Continue to be grateful always.

(日本語訳)。
 この曲を制作するにあたり素晴らしい時を過ごすことができました。日本の文化に身を浸し、直接体験できたことは本当に言葉では表し難いものでした。両手を広げて我々を迎え、敬意を持って接して下さったこと、とても光栄に感じています。再び日本を訪ね、曲作りをすることが待ち切れません。全てのクリエターを目指す方々にとって、今は困難な状況にはありますが、希望の灯を失ってはなりません。いつも、感謝の気持を忘れずに。

■s**t kingz / kazukiのコメント
 世界中でさまざまなことが起こりたくさんの方が大変な思いをしている現状ですが、こんな時でもエンターテインメントは止めてはいけない。こんな時だから必要だと思います。今、この時代から始まる次世代のエンターテイナーの誕生を心から楽しみにしています! 全てのダンサーへ開かれた機会なので、是非このチャンスを掴んでください!

■番組ホームページ
https://www.tv-tokyo.co.jp/yoruyan/

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