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日本版プデュ元練習生が誓う夢「JO1を超えるために…」【インタビューVol.2 A.rik、中本大賀、瀧澤翼】

 グローバルボーイズグループ・JO1を輩出した日本のエンタメ界で過去最大級の番組制作規模のサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の練習生9人が、吉本興業グループのShowtitleに所属したことが発表された。番組ではデビューの夢を掴み取ることができなかったが、心機一転。所属事務所が決まり、研さんを積んでいる。ORICON NEWSでは、9人にインタビューを実施。第2回はA.rik(エーリック、26)、中本大賀(19)、瀧澤翼(17)の3人に今の心境や、これからについて聞いた。

(左から)中本大賀、A.rik、瀧澤翼

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――『PRODUCE 101 JAPAN』のオーディションで成長した部分を教えてください。

【A.rik】成長したと思うところは、番組中で最初に1番下のランクのFクラスになった。それは年齢でFになったんです。「25歳からでも伝えたい」と番組の中でも言った。それができるということを番組で知ることができました。“頑張れる”ということを今から伝えたいと思っています。それに伴う行動をしていきたいと番組を通して思いました。強い意志が番組の中で芽生えました。

【中本】『PRODUCE 101 JAPAN』に出演させていただいて、本当に多くのことを勉強させていただいた。特に僕が1番、自分の中で強みと感じたのは歌声です。番組終了後、ボーカル担当のトレーナーの菅井秀憲先生に、お礼の連絡をさせていただいた時に「歌のグルーブを感じて歌っていたのは中本だけだよ」と言ってくださった。出演する前までは「歌が好き」「歌を誰かに届けたい」という単純な思いだった。これからプロになるにあたって自分の歌声を通して、自分だけが伝えられるものがあると思ったので、それを歌っていけたらなと思います。

【瀧澤】僕は『PRODUCE 101 JAPAN』を受ける前に子役として活動していた時期がありました。この番組に出て、大切だと気付かされるものがあったんです。それは協調性の大切さ。『PRODUCE 101 JAPAN』は1人だけが頑張って、どんどん上に上がれるわけではなかった。みんながグルーブとして1つのことに向かって達成しようと頑張る。難しさもあったんですけど、それがどれほどの大切さなのかを感じました。これからも、いろいろなことをやっていくと思いますが協調性が大事になってくると感じました。

――Showtitleに所属が決まりました。今の思いは。

【A.rik】芸能界を目指す上で、やっとスタートラインに立てたんだなと思いました。『PRODUCE 101 JAPAN』のころから、お世話になっている吉本興業さんの系列。そこで一緒に、お仕事ができるのは、これから楽しみだなと思います。

【中本】特に、どこに所属したから力を入れるというのはないです。自分の負けないポイントとして「ファンの方を大切にする」ということを、ずっと心の中に留めている。これまで応援してくれたファンの方に、早く恩返しがしたかった。やっと、みなさんにお返しができるようになるんだなと思う。実感が沸いてきました。

【瀧澤】Showtitleさんに所属させていただけて本当にうれしかったです。僕もやっと再スタートのラインに立てたんだなと感じました。やっぱり、これまで以上に努力することを忘れちゃいけないと思います。これからプロになっていく上で新しいファンも増やしていきたいと思う。いっぱい努力をして、今まで以上の成果をたくさんの人に見ていただきたいと思います

――自分のストロングポイントは? そして、それを今後の活動に、どう生かすか?

【A.rik】僕の強みは自分の世界観を持っていること。人それぞれ感じることは違う。相手にどう伝えたいとかは、あまり自分では思っていないんです。感じ取ってもらいたいなと。自分のやりたいことがある。“相手にどう伝えるか”ではなく“人それぞれで僕を見て感じ取ってほしい”です。その自分の世界観を楽しんでもらえたら。

【中本】Showtitleに所属する9人だけでなく、芸能界の中でもファンの方を大切にしたいという思いは誰にも負けないと思っています。『PRODUCE 101 JAPAN』に出てからSNSで、うれしい時には喜んでくれて、つらい時には心配してくれたりと、そういうことを感じた。今後も僕の一挙手一投足に一喜一憂してくださる人がいてくれることのありがたみを忘れずに。プロになるわけだから、本当に努力をして、みなさんの期待に応えられるようにしたい。

 今後のゴールは決めていません。これまでは歌とダンスが中心だったんですけど、今後は枠にとらわれず、いろいろなことに挑戦して、日々、進化を続けるタレントになりたいと思ってます。歌とダンスはもちろん、モデルやお芝居の仕事などもやって、未経験のことも失敗してでもいいから1回は足を踏み込む。もし失敗したとしても、そこから得られることを吸収して成長していきたいです。

【瀧澤】僕の1番の強みはあきらめない心を持ち続けるところです。『PRODUCE 101 JAPAN』に出させていただいたときも、REBORNSというグループでした。「新たに再スタートを切る」というグループで出させていただいた。その言葉にも影響を受けました。「ここからREBORNするところを見せたい」と思いましたし、そのために努力を続けないといけないと固い意思を持ちました。子役時代に経験を積んだお芝居、12年間ほどダンスも習っているので、もっともっと高めていきたいです。あとは、ちょっと苦手ですけど、今後は歌も力を入れたいです。僕は歌って踊れる俳優を目指している。俳優を軸に置きながら、歌もダンスもおろそかにしない。その3つの関係性は何かを考えたら表現力だと思います。その表現力を同時に生かしながら活動できたらなと思います。

――今のおうち時間に行っていることはありますか?

【A.rik】僕はファッションが好き。洋服で自分のブランドも持ってもいます。それを写真に撮って「こういう見せ方をしたいな」と考えていました。あとはスタッフさんから見るという練習方法を教えてもらったので、映画やバラエティを見ています。

【中本】1つ目は作曲です。作詞は、まだできていないんですけど曲を作りました。お部屋で歌うと「うるさい」と言われてしまうので(笑)、ドライブがてらに歌の練習をしています。あとはヒーロー作品に出たいので『仮面ライダー』を観たりしています。

【瀧澤】映画や本を見ていたりします。あと、最近はアーティストのライブの動画を見ています。そして、自分でお芝居とダンスと歌を、どうつなげるかを考えています。Tik Tokをやっているんですけど、お芝居とダンス、お芝居と歌、ダンスと歌をつなげられないか日々、模索しています。どういう反応が返ってくるのかを考えながら、いろいろな動画作りをしています。あと、草地稜之くん、熊澤歩哉くんとZoomを使ってお芝居の練習をしています。僕は俳優を軸に置きたいので、お芝居の練習は欠かさないようにしています。

――芸能活動を待っていたファンに一言をお願いします。

【A.rik】僕のファンの名称は正霊と言うんですけど、正霊さんたちとSNSを使ったイベントをしていた。正霊さんからメッセージや絵をもらえたりする。それを大事にしていきたいなと今も思います。これからは、もっと応援してくれる人、応援される人の関係をよくして行きたいなと思います。売れても関係はおろそかにしたくないです。そういう心を忘れたくないなと思います。

【中本】『PRODUCE 101 JAPAN』でJO1としてデビューすることは叶わなかった。だからと言って僕は夢をあきらめることはない。なんならJO1を超えるために僕は落ちたんじゃないかと思っている。『PRODUCE 101 JAPAN』を通して、できたファンを大切にする思いは強いんですけど、だからとって、ここでストップするわけではない。進化し続けるタレントでありたい。どんどん突っ走っていくので、ファンのみなさんは遅れずに着いてきてくれたら、うれしいです。

【瀧澤】『PRODUCE 101 JAPAN』で多くのファンが僕に付いてくれた。すごくうれしかった。でも、『PRODUCE 101 JAPAN』で、まだ見せられていない一面がたくさんある。ダンスや表現力とかもファンの方には見せられていない。もっともっと頑張って、僕も大きくなって、もっと多くのファンをつけたいと思います。まだ高校3年なので、大人の世界には届かないかもしれない。でも、僕は年齢を気にしていない。日本一の歌って踊れる俳優を目指す。応援してくれる方々に感謝の気持ちを忘れないように努力を続けたいと思います。

■プロフィール
【A.rik】沖縄県出身、26歳、身長:163センチ、体重:54キロ、血液型:O、趣味:洋服リメイク、ダンス、歌、特技:ダンス、ピアノ

【中本大賀】大阪府出身、19歳、身長:182センチ、体重:65キロ、血液型:AB、趣味:カラオケ、ダンス、野球観戦、サバゲ―、映画鑑賞、FPSゲーム、タピオカを飲む、人間、観察、特技:歌、ダンス、バスケットボール、ハンドボール、野球

【瀧澤翼】千葉県出身、17歳、身長:177センチ、体重:60キロ、血液型:O、趣味:音楽鑑賞、映画鑑賞、特技:ダンス、声モノマネ

 ORICON NEWSでは、きのう29日に宮里ソル、熊澤歩哉、草地稜之を配信し、31日に山田恭中林登生中谷日向のインタビューをお届けする。

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