Nissyことダンス＆ボーカルグループAAAの西島隆弘の公式サイトが14日更新され、11日に開設されたYouTubeチャンネル「Nissy Channel」で公開され、賛否が挙がっていたドキュメンタリー映像“Road to Nissy”について、期間限定の公開とすることを発表した。

　サイトでは、LIVE映像などと共に“Road to Nissy”ダイジェスト版も公開したことについて「当初、この“Road to Nissy”ダイジェスト版は話し合いに伴いYouTubeでは公開しない予定でおりましたが、チャンネル開設を進行していくなかで、新型コロナウイルスの感染が広がっていることにより、今の日常に辛い思いをされている方々も増えていることをニュースなどで目にし、その状況を受け止め音楽や映像を通して協力できることは何かないかと考え、幾度も話し合いを重ねた結果、“Road to Nissy”ダイジェスト版もYouTubeにて公開することに踏み切りました」と公開に至った経緯を説明。

　続けて「西島含め、スタッフ一同、作り上げてきた数々の作品にはもちろんたくさんの思い入れがあり、“Road to Nissy”も大切な作品の一つであります。そして、ファンの皆さまにとっても様々な事情がある中で大切な作品として購入していただいていることも、感謝してもしきれないものだと思っております」とファンの気持を考慮。

　「賛否両論ある事は覚悟の上で映像を公開させていただきましたが、予想以上に『心を痛めている』『納得ができない』という声をいただきました」と現況を伝え、“Road to Nissy”ダイジェスト版のみ緊急事態宣言が発令されている5月6日までの限定公開とすることを伝えた。

　“Road to Nissy”は、これまで発売されたアルバムやDVDに特典として収録されたNissyの軌跡をたどるドキュメンタリー映像。限定版など特別な仕様だけの収録だったため、手に入れていたファンは「Road toは公開して欲しくなかった、高い値段を払って買って観てたのに」、「バイトを頑張って買ったのに、全て無料配信されるとちょっと悲しいし複雑」、「特別感を残してほしかったです」との残念がる声や、「Nissy entertainmentが色んな人に広まってNissyのライブの楽しさ、Nissyの凄さ、人柄を知ってもらうにはいいと思うけど」など、さまざまな声が挙がっていた。