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林家たい平『青雲の歌』新CM歌手に抜てき 約10年ぶりの新録「天国の父に届け」

 落語家の林家たい平(55)が3日、都内で行なわれた日本香堂『青雲の歌』プレス公開レコーディングに出席。国際指揮者コンクールで優勝した実績を持つ山田和樹氏の指揮のもと、日本フィルハーモニー交響楽団が演奏し、たい平の歌声がコラボした新CMは、4月から放送されることが発表された。

日本香堂『青雲の歌』プレス公開レコーディングに出席した林家たい平 (C)ORICON NewS inc.

日本香堂『青雲の歌』プレス公開レコーディングに出席した林家たい平 (C)ORICON NewS inc.

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 線香『青雲』は、今年で発売55周年の節目を迎えることから、新時代の息吹を吹き込むリプロデュースを決行。『青雲の歌』のテレビCMは1981年にスタート。“連凧と富士山”の映像に乗せて、森田公一氏の歌声で世に送り出され、その後も尾崎紀世彦さん、2010年からはテノール歌手の錦織健が担当してきた。

 オーケストラの演奏をバックに歌唱した、たい平は「緊張しました」と第一声。それでも「そういう状況になるかわかりませんでしたが、日本フィルさんのみなさんの優しい演奏に包まれて、段々緊張がほどけていきました」と最後はリラックスして歌えたことを振り返った。

 オファーを受けたときは「名だたる歌手の方が歌っていて、落語家の僕でいいのかなと思いました」とするも「親しみやすさが出るように歌いました。『青雲』が今年55周年で、僕も55歳。不思議なご縁もありながら、歌わせてもらいました。また、去年に父が天国に行ったので、そこに届けという思いも込めて歌わせていただきました」と亡き父を思いながらの歌唱だったという。

 家族への報告も今朝だったことを明かし「お風呂で練習をしていたので、娘からは『何かあるはずだ』と言われていて。きょう伝えたら『すごいね』と言ってくれて、家族からもラインが来ました」と笑顔。

 指揮をとった山田氏は、たい平の歌唱について「僕もなにかのご縁か、山田といいますので、座布団10枚を差し上げたいと思います」と“笑点”になぞらえてたたえると、たい平も満面の笑みを見せていた。

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  • 日本香堂『青雲の歌』プレス公開レコーディングに出席した林家たい平 (C)ORICON NewS inc.
  • 日本香堂『青雲の歌』プレス公開レコーディングに出席した(左から)山田和樹氏、林家たい平 (C)ORICON NewS inc.
  • 日本香堂『青雲の歌』プレス公開レコーディングの模様(C)ORICON NewS inc.
  • 日本香堂『青雲の歌』プレス公開レコーディングに出席した山田和樹氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 日本香堂『青雲の歌』プレス公開レコーディングに出席した林家たい平 (C)ORICON NewS inc.

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