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HKT48朝長美桜、けが完治せず卒業発表「違う形で笑顔届けたい」

 アイドルグループ・HKT48のセンター経験者、朝長美桜(21)が21日、福岡・西鉄ホールで行われた『R24「博多リフレッシュ」ちょっと早いクリスマス公演』でグループからの卒業を発表した。

HKT48の朝長美桜 (C)ORICON NewS inc.

HKT48の朝長美桜 (C)ORICON NewS inc.

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 公演終了間際、朝長は「私、朝長美桜はHKT48を卒業します」と発表。場内に「エー!」と驚きの声が飛び交うなか、「突然の発表になってしまってごめんなさい。私は約7年間、HKT48として活動させていただきました。たくさんのことを経験させていただいて本当に感謝しています」とあいさつした。

 卒業の理由について、18年1月の劇場公演中、半月板損傷のけがをしたことをあげ「けがをしたことでアイドル活動ができなくなりました」「約2年、リハビリを続けてきたけど、もう踊れる頃には、あの頃には戻ることができません。でもHKT48には悔いはない。やりきったと思っています。これからはアイドルとしてではなく、違う形で笑顔を届けていきたいです」と説明した。

 今後については「入院中にビジネス書をたくさん読んで、そこには知らない世界がたくさんあって、新鮮で、視野が広がったなと思います。そしてこれから自分がどうなっていきたいのか将来を考えていくようになって、私はもっともっと外の世界を知っていきたい、これから先いろんなことを学んでいきたいと思うようになりました」と話した。

 最後の握手会は12月24日、卒業公演は来年1月15日に行われる。「残り1ヶ月もなく、短い時間にはなるんですが、アイドルの朝長美桜として最後まで頑張らせてください。これからもHKT48の応援をよろしくお願いします」と深々一礼した。

 朝長は2012年6月、HKT48の2期生オーディションに合格。13年3月発売のデビューシングル「スキ!スキ!スキップ!」の選抜メンバーに抜てきされ、同年5月発売のAKB48の31stシングル「さよならクロール」にも初選抜。7月には各グループの次世代エースを集めた研究生ユニット「てんとうむChu!」にも選ばれ、9月にはHKT48の2ndシングル「メロンジュース」、翌年3月発売の3rdシングル「桜、みんなで食べた」で同期の田島芽瑠とともにWセンターに抜てきされた。

 選抜総選挙は初参加の第5回(13年)から59位→27位→21位→23位→35位→48位。15年から18年4月にかけてAKB48チーム4を兼任するなど、AKB48グループの未来を背負って立つメンバーとして大きな期待をかけられていた。

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