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西川貴教、ツアー裏話満載のトークイベント「もっと新しい表現にも挑戦していきたい」

 歌手の西川貴教が28日、東京・ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で『WOWOW presents 西川貴教プレミアムナイト』を開催。映像ディレクターのA.T.氏、『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズなどを手がけた神山健治氏とともにトークセッションを行った。

トークセッションに臨む(左から)西川貴教、神山健治氏、A.T.氏

トークセッションに臨む(左から)西川貴教、神山健治氏、A.T.氏

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 西川は、4月から全国ツアー『Takanori Nishikawa LIVE TOUR 001 [SINGularity]』を開催。そのファイナル公演が6月20日に東京・Zepp Tokyo行われ、7月28日にWOWOWで放送された。今回のイベントは、10月25日深夜1時からWOWOWライブで再放送されるこのライブをより深く、より楽しむために行われた。

 ツアーのストーリー制作に携わったA.T.氏と神山氏をゲストに迎え、今だからこそ話せる裏話を披露。ツアーが4月からスタートするのに、2人に参加を打診したのが2月末だったこと、吉祥寺や三鷹の居酒屋で打ち合わせを行ったエピソードなどが次々と飛び出した。

 今回の公演の大きな核となった架空のAIの“F.L.E.I”(フレイ)の台本について、「A.T.さんがベーシックなものを書いて、3人で回し書きしていくようにして出来上がった感じです」(西川)、「1回、台本が完成してたんですけど、『主役は西川くんだから、本人がシンボリックな終わり方をしないと』と神山さんが言ったことで結末が変わりました」(A.T.)と、3人がチームとなって作り上げていったこと、“F.L.E.I”の声に『攻殻機動隊』で草薙素子を演じている田中敦子を起用したのは西川の強い希望だったことも明かされた。

 トークセッション終了後、来場者300人のためにサプライズとして、10月23日発売のシングル「Crescent Cutlass」のミュージックビデオ(MV)の一部を公開。「天候が思いのほか、味方してくれました」と、MVを手がけたA.T.氏が撮影エピソードを話した。

 全員で記念撮影後は、A.T.氏は「ダイレクトに反応を感じられてすごくうれしかったです。先ほど流れていたMV、いろいろ面白いことが起こるので楽しみにしていてください」と呼びかけ、神山氏は「西川さんとA.T.と3人で仕事をするという夢が一つかないました。またこういう機会があったらいいなと思っています」と期待を込めた。

 西川は「ライブでもないし映画でもないし、またアニメでもないし実写でもない。新しいものを作っている感じがすごくしました。この機会にもっともっと新しい表現にも挑戦していきたいですし、世界に向けて打ち出していきたいです。支えてくれているみんなの誇りになれるように頑張っていきたいので、改めて応援よろしくお願いします」とあいさつし、イベントを締めくくった。

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  • トークセッションに臨む(左から)西川貴教、神山健治氏、A.T.氏
  • 観客と記念撮影(左から)神山健治氏、西川貴教、A.T.氏
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  • トークセッションに臨む(左から)西川貴教、神山健治氏、A.T.氏
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