女優・波瑠主演で10月15日からスタートするTBS系連続ドラマ『G線上のあなたと私』（毎週火曜　後10：00）の主題歌が、男女4人組バンド・緑黄色社会の「sabotage」（サボタージュ、11月6日発売）に決定した。

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　恋愛マンガの名手・いくえみ綾氏の人気同名漫画をドラマ化。寿退社間近に婚約破棄され、どん底の主人公・小暮也映子（波瑠）はたまたま聞いた「G線上のアリア」の生演奏をきっかけに、大人のバイオリン教室へ。優雅な趣味と思いきや、そこにはバイオリンのように一筋縄ではいかない、恋愛、仕事、家族などでさまざまな問題を抱える人たちが集まっていた。

　TBSの佐藤敦司プロデューサーは主題歌オファーの経緯について「緑黄色社会さんの温かく力強い歌声を初めて聴いた時、自分の心の扉を開いてくれるような気持ちに駆り立てられました」「背中を押して勇気を与えてくれるメロディーとストレートな歌詞で優しく包み込んでくれるパワーを確信し、主題歌をお願いしました」と明かす。

　今回初めてドラマ主題歌を担当する緑黄色社会は、長屋晴子（Vo／G）、小林壱誓（G）、peppe（Key）、穴見真吾（B）からなる20代前半の男女4人組。そっと背中を押してくれるようなアップテンポでさわやかな主題歌「sabotage」を携え、撮影中の波瑠らキャスト陣を表敬訪問した。

　メンバーはドラマの舞台となる「大人のバイオリン教室」にちなみ、バイオリンがかたどられた特製ケーキを差し入れし、主題歌をプレゼント。波瑠はこのサプライズに大喜びし、共演の中川大志も「毎朝聴きたくなるような曲です」と称賛。ボーカルの長屋は「大阪駅で波瑠さんに間違われたことがあるんです（笑）」と本人に告白するなど、笑顔あふれる交流となった。

　「sabotage」は10月16日に先行配信、11月6日にCDリリースされる。

■『G線上のあなたと私』主演・波瑠コメント
追い風が吹くようで元気が出る、前向きな楽曲だと思いました。緑黄色社会の皆さんのように、私たちもそれぞれの旋律を重ねながら物語を紡いでいけたらと思います。この曲を応援歌に頑張ります！

■長屋晴子（緑黄色社会）コメント
このたび、ドラマ『G線上のあなたと私』の主題歌を担当させていただくことになりました。原作を読んでいく中で、小暮也映子という主人公にどんどん惹かれている自分がいました。寿退社間近に婚約破棄なんて自暴自棄になってしまってもおかしくないのに、バイオリンという未知の世界に目を向けられる前向きな明るさ、自分より人のことを気にしてしまう優しさ、そんなところが也映子さんの魅力というか私が惹かれた理由なのかなと思います。

この作品が描く、不器用ながらもがむしゃらな姿勢に心打たれて今回書き下ろしさせていただいた「sabotage」という楽曲が、作品のキャラクターたちにとっても、これからドラマをご覧いただく皆さんにとっても、ぐっと前を向くきっかけになったらうれしいです。