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PassCode南菜生、観客迷惑行為で右足負傷 「改めて考え直して」と切実訴え

 4人組アイドルユニット・PassCodeが公式サイトを更新し、13日に行われた『PassCode Zepp Tour 2019』初日の東京・Zepp DiverCity公演で観客が水をまく迷惑行為により、メンバーの南菜生(22)が転倒、右足を負傷したとして、所属事務所がライブ観覧時のマナーを呼びかけた。

自身最大のツアーをスタートさせたPassCode(左から)高嶋楓、南菜生、今田夢菜、大上陽奈子

自身最大のツアーをスタートさせたPassCode(左から)高嶋楓、南菜生、今田夢菜、大上陽奈子

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 公式サイトによると、1曲目冒頭で観客が投げ入れたペットボトルがステージまで届き、水が相当量あふれたため、南が滑って転倒し、右足を負傷。「公演を終えた今でも右足が腫れ上がっており、終演後、会場で救急対応をして下さる看護師による応急処置は行い、病院にも行く予定としておりますが、仙台公演まで痛みが続く可能性がございます」と報告。大事を取って、21日の仙台公演のリハーサルを中止するとした。

 中盤にもペットボトルが投げ入れられ、バンドのギタリストの機材に大量の水がかかったため故障して音が出ず、急遽別の機材を使用。さらに別のライブではダイブした観客がステージまで到達し、照明機材が倒れかける事例もあったとし「倒れた先にメンバーが居たら大事故(当たりどころによってはメンバーの命に関わる危険な事故)に発展する可能性もあり、舞台監督、楽器スタッフで倒れる前に走って急いで立て直しました」とつづった。

 今後の対策として、「危険行為を行い、主催者が危険・他のお客様に迷惑(上記に記載の危険行為以外でも)と判断した場合、ご退場を頂きます。こちらに関してはクレーム、返金も一切受け付けませんので、予めご了承ください」と警告した。

 負傷した南は自身のツイッターを更新。「今回はご迷惑、ご心配をかけてすみません」とお詫びしたうえで「私はPassCodeのライブは自由度の高い所が魅力のひとつだと思っています。その自由は来ている人全員に与えられている物です。お願いですが、自由と身勝手を混同しないで欲しい。自分が自由だと思って取った行動が他の人の自由を奪っていないか?改めて考え直して欲しいです」と呼びかけ。

 さらに「個人的に気になっていることですが、MC中、話を遮るように関係ない話を大きな声で話したり、不快な野次を飛ばしたりする人もこの機会にいろいろ考えてもらえたら」「大きな事故につながる前に、PassCodeを好きな人たちにずっとPassCodeを好きでいてもらうために、早めに伝えておかなければいけない事、ということでこういう形の注意喚起になりました。ごめんね。全員にわかってもらうなんて出来ないから諦めなさい、とこれまで何度もいろんな人に言われてきましたが、やっぱり諦めたくない」と切実に訴えている。

 なお、自身最大のツアー『PassCode Zepp Tour 2019』は5月12日の沖縄公演まで続く。

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