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サザン、巨大ツアー初日に“未完成”新曲初披露「熟成させていく曲」

 昨年6月にデビュー40周年を迎えたサザンオールスターズが30日、宮城・セキスイハイムスーパーアリーナで6大ドームを含む全国ツアー『サザンオールスターズ LIVE TOUR 2019「“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!”だと!? ふざけるな!!」』(11ヶ所22公演)をスタートさせた。

50万人動員ツアーをスタートさせたサザンオールスターズ Photo by 岸田哲平

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 サザンの全国ツアーは2015年以来4年ぶり。過去に5大ドームツアーを2回(2005、15年)、4大ドームツアーを1回(1999年 ※札幌ドーム開業前)実施しているが、埼玉 メットライフドームを含めた6大ドームツアーは初。40年のバンドの歴史の中でも最大級となる50万人以上を動員する巨大ツアーの幕が上がった。

 会場のセキスイハイムスーパーアリーナは、2011年3月の東日本大震災から半年後、一般利用再開後初のライブを桑田佳祐が行った場所。翌12年には、同会場の敷地内に復興の願いを込め、桑田が桜の植樹をするなどしてきた。ライブ開始間もなく、ビジョンには「再会の日 宮城へ帰ってきたよ」「お越しくださいまして ありがとう」「みんなの笑顔に会いたくて セキスイハイムスーパーアリーナへやって来た」といったサザンからのメッセージが映し出され、会場は歓声と拍手に包まれた。

 ライブは最新曲、デビュー当初の曲、久々に演奏する楽曲に加え、“未完成”の新曲も初披露し、約3時間半にわたって全36曲で構成された。新曲はタイトルやリリースなども未定で、「ツアーでお客さんとともに熟成させていく曲」と説明された。平成から新元号をまたいで完成する、改元後初のサザンの新曲となる。胸にしみるバラードが今後どのように熟成されていくのか期待が高まる。

 ツアーはきょう31日も同所で開催。6月15・16日の東京ドーム2daysまで続く。

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  • 50万人動員ツアーをスタートさせたサザンオールスターズ Photo by 岸田哲平
  • 未発表の新曲を含め3時間半にわたって36曲を披露 Photo by 岸田哲平

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