声優アーティストの水樹奈々が23日、愛媛・ひめぎんホールで凱旋ライブ『NANA MUSIC LABORATORY 2019 〜ナナラボ〜』を昼夜2公演開催し、サプライズゲストとの共演や、7月17日に39枚目シングル(タイトル未定)のリリース決定などの発表で故郷のファンを沸かせた。
今回のライブはタイトルどおり、「音楽の実験室」がテーマ。バックバンドCherry Boys一人ひとりとの“タイマン勝負”をメインに構成し、それぞれが考えたこの公演限定の楽曲アレンジによる音の化学反応で魅了した。
昼公演では、白衣を着た水樹が音の鳴る実験室で何かを研究しているオープニング映像が流れ、まずはベースの坂本竜太が登場。続いて、「ナナラボ、思いっきり盛り上がっていくぞ!」のあおりと共に、白衣をイメージした衣装で水樹が現れ、観客と一緒にタオルを振り回しながら「Rock Ride Riot」で幕を開けた。
2曲目はギターの北島健二と「Trickster」を投入し、数々の超絶プレイに水樹も負けじと食らいつく。「迷宮バタフライ -diverse-」ではバイオリンの門脇大輔が繊細な音色を響かせ、水樹の歌声や表情と相まって妖艶な雰囲気に。ギターの渡辺格とは「STAND UP!」を披露し、2人の醸し出す温かい空間にファンの笑顔が広がった。
「ただいまー。愛媛にやってまいりましたよー! ライブ・ビューイング会場の皆さんも盛り上がっていますかー!」と元気いっぱいにあいさつすると、「5階建てのホールという空間を生かしたライブにしたいと考えて、タイマンしかないと!」とライブへの意気込みを語った。
続いて弦楽器4人とのコラボで「ミラクル☆フライト」、藤陵雅裕が奏でるアルトサックスのセクシーな音色と共に「MARIA&JOKER」、ドラムの松永俊弥と「Mr.Bunny!」を披露。松永とのラップの掛け合いでも沸かせた。
パーカッションの福長雅夫は「Lovely Fruit」でコンガやグロッケン、カウベルなど16種類の楽器を奏で、途中から水樹もみかん型のシェイカーを振りながら踊り出す。「奇跡のメロディア」では大平勉のピアノの音色と水樹の歌声が心地よさを生み、10曲目は藤陵、松永、福長、大平の演奏で「GUILTY」を披露。セクシーなダンスナンバーをファンクジャズ風に大胆アレンジして観客を楽しませた。
衣装チェンジをした後半戦は、水樹のライブにおけるサウンドプロデューサー・矢吹俊郎が登場。ステージ上で2人が共演するのは約6年半ぶりのことで、矢吹が作詞作曲した「少年」を披露して沸かせた。
次に呼び込まれたスペシャルゲストは、声優の早見沙織。楽器と声だけでなく、「声と声の実験もしたい」とのことで水樹がオファー。早見は「初愛媛がまさか奈々さんの舞台なんて一生忘れられないです」と感激し、2人はアカペラで「Heart-shaped chant」を歌いあげた。水樹のまっすぐに伸びる声と早見の包み込むような美声の重なり合いに思わず涙する観客の姿も見られた。
ここでタイマン勝負が終了し、Cherry Boysがステージに集合。「いつもライブでやっている定番曲をアレンジしたくて」と話すと、「POWER GATE」は何声にも重なるコーラスを、「ETERNAL BLAZE」では楽器が代わる代わるいろんな組み合わせで登場し、最後に全員が一つになるアレンジで魅了した。
■新曲は「熱量増し増しで」 ツアーは「速達で声を届けたい」
アンコールでは、7月17日に39thシングルをリリースすることを発表。表題曲はテレビアニメシリーズ第5期『戦姫絶唱シンフォギアXV』のオープニングテーマとなり、「熱量増し増しで作りたいと思っていますので、お楽しみに!」と呼びかけた。
夏の全国ツアー『NANA MIZUKI LIVE EXPRESS 2019』の日程も発表され、7月6日の兵庫・ワールド記念ホールを皮切りに、9月15日の千葉・ZOZOマリンスタジアムまで8ヶ所12公演が行われる。ツアータイトルについて「『EXPRESS』には届ける、伝えるという意味がありまして、自分の身を持って、“速達で”声を届けたいと思ってつけました」と想いを明かした。
クライマックスには、故郷を思って自身が作詞した「JEWEL」を熱唱。歌詞にもあるように「かけがえのない ふるさと」でこの歌を歌えることへの喜びにあふれているかのよう。そして、ラストナンバーは「これもやっぱり愛媛で歌いたかったのよ」と紹介した「サーチライト」。観客がスマホのライトを点灯し、美しい光景が広がるなか、愛媛県新居浜市で撮影された映画『ふたつの昨日と僕の未来』の主題歌を歌い上げ、凱旋公演に幕を下ろした。
■『NANA MUSIC LABORATORY 2019 〜ナナラボ〜』セットリスト
01. Rock Ride Riot (VS 坂本竜太)
02. Trickster (VS 北島健二)
03. 迷宮バタフライ -diverse- (VS 門脇大輔)
04. STAND UP! (VS 渡辺格)
05. ミラクル☆フライト
06. MARIA&JOKER (VS 藤陵雅裕)
07. Mr. Bunny! (VS 松永俊弥)
08. Lovely Fruit (VS 福長雅夫)
09. 奇跡のメロディア (VS 大平勉)
10. GUILTY
11. 少年 (VS 矢吹俊郎)
12. Heart-shaped chant (VS 早見沙織)
13. POWER GATE
14. ETERNAL BLAZE
【アンコール】
15. REBELLION
16. JEWEL
17. サーチライト
■ 2019年夏の全国ツアー『NANA MIZUKI LIVE EXPRESS 2019』
7月6日(土):兵庫・ワールド記念ホール
7月7日(日):兵庫・ワールド記念ホール
7月13日(土):福岡・宗像ユリックス
7月14日(日):福岡・宗像ユリックス
7月20日(土):京都・パルスプラザ
7月21日(日):京都・パルスプラザ
8月3日(土):香川・レクザムホール
8月11日(日):群馬・ベイシア文化ホール
8月17日(日):岩手・産業文化センター アピオ
8月24日(土):静岡・エコパアリーナ
8月25日(日):静岡・エコパアリーナ
9月15日(日):千葉・ZOZOマリンスタジアム
今回のライブはタイトルどおり、「音楽の実験室」がテーマ。バックバンドCherry Boys一人ひとりとの“タイマン勝負”をメインに構成し、それぞれが考えたこの公演限定の楽曲アレンジによる音の化学反応で魅了した。
昼公演では、白衣を着た水樹が音の鳴る実験室で何かを研究しているオープニング映像が流れ、まずはベースの坂本竜太が登場。続いて、「ナナラボ、思いっきり盛り上がっていくぞ!」のあおりと共に、白衣をイメージした衣装で水樹が現れ、観客と一緒にタオルを振り回しながら「Rock Ride Riot」で幕を開けた。
2曲目はギターの北島健二と「Trickster」を投入し、数々の超絶プレイに水樹も負けじと食らいつく。「迷宮バタフライ -diverse-」ではバイオリンの門脇大輔が繊細な音色を響かせ、水樹の歌声や表情と相まって妖艶な雰囲気に。ギターの渡辺格とは「STAND UP!」を披露し、2人の醸し出す温かい空間にファンの笑顔が広がった。
「ただいまー。愛媛にやってまいりましたよー! ライブ・ビューイング会場の皆さんも盛り上がっていますかー!」と元気いっぱいにあいさつすると、「5階建てのホールという空間を生かしたライブにしたいと考えて、タイマンしかないと!」とライブへの意気込みを語った。
続いて弦楽器4人とのコラボで「ミラクル☆フライト」、藤陵雅裕が奏でるアルトサックスのセクシーな音色と共に「MARIA&JOKER」、ドラムの松永俊弥と「Mr.Bunny!」を披露。松永とのラップの掛け合いでも沸かせた。
パーカッションの福長雅夫は「Lovely Fruit」でコンガやグロッケン、カウベルなど16種類の楽器を奏で、途中から水樹もみかん型のシェイカーを振りながら踊り出す。「奇跡のメロディア」では大平勉のピアノの音色と水樹の歌声が心地よさを生み、10曲目は藤陵、松永、福長、大平の演奏で「GUILTY」を披露。セクシーなダンスナンバーをファンクジャズ風に大胆アレンジして観客を楽しませた。
衣装チェンジをした後半戦は、水樹のライブにおけるサウンドプロデューサー・矢吹俊郎が登場。ステージ上で2人が共演するのは約6年半ぶりのことで、矢吹が作詞作曲した「少年」を披露して沸かせた。
次に呼び込まれたスペシャルゲストは、声優の早見沙織。楽器と声だけでなく、「声と声の実験もしたい」とのことで水樹がオファー。早見は「初愛媛がまさか奈々さんの舞台なんて一生忘れられないです」と感激し、2人はアカペラで「Heart-shaped chant」を歌いあげた。水樹のまっすぐに伸びる声と早見の包み込むような美声の重なり合いに思わず涙する観客の姿も見られた。
ここでタイマン勝負が終了し、Cherry Boysがステージに集合。「いつもライブでやっている定番曲をアレンジしたくて」と話すと、「POWER GATE」は何声にも重なるコーラスを、「ETERNAL BLAZE」では楽器が代わる代わるいろんな組み合わせで登場し、最後に全員が一つになるアレンジで魅了した。
■新曲は「熱量増し増しで」 ツアーは「速達で声を届けたい」
アンコールでは、7月17日に39thシングルをリリースすることを発表。表題曲はテレビアニメシリーズ第5期『戦姫絶唱シンフォギアXV』のオープニングテーマとなり、「熱量増し増しで作りたいと思っていますので、お楽しみに!」と呼びかけた。
夏の全国ツアー『NANA MIZUKI LIVE EXPRESS 2019』の日程も発表され、7月6日の兵庫・ワールド記念ホールを皮切りに、9月15日の千葉・ZOZOマリンスタジアムまで8ヶ所12公演が行われる。ツアータイトルについて「『EXPRESS』には届ける、伝えるという意味がありまして、自分の身を持って、“速達で”声を届けたいと思ってつけました」と想いを明かした。
クライマックスには、故郷を思って自身が作詞した「JEWEL」を熱唱。歌詞にもあるように「かけがえのない ふるさと」でこの歌を歌えることへの喜びにあふれているかのよう。そして、ラストナンバーは「これもやっぱり愛媛で歌いたかったのよ」と紹介した「サーチライト」。観客がスマホのライトを点灯し、美しい光景が広がるなか、愛媛県新居浜市で撮影された映画『ふたつの昨日と僕の未来』の主題歌を歌い上げ、凱旋公演に幕を下ろした。
■『NANA MUSIC LABORATORY 2019 〜ナナラボ〜』セットリスト
01. Rock Ride Riot (VS 坂本竜太)
02. Trickster (VS 北島健二)
03. 迷宮バタフライ -diverse- (VS 門脇大輔)
04. STAND UP! (VS 渡辺格)
05. ミラクル☆フライト
06. MARIA&JOKER (VS 藤陵雅裕)
07. Mr. Bunny! (VS 松永俊弥)
08. Lovely Fruit (VS 福長雅夫)
09. 奇跡のメロディア (VS 大平勉)
10. GUILTY
11. 少年 (VS 矢吹俊郎)
12. Heart-shaped chant (VS 早見沙織)
13. POWER GATE
14. ETERNAL BLAZE
【アンコール】
15. REBELLION
16. JEWEL
17. サーチライト
■ 2019年夏の全国ツアー『NANA MIZUKI LIVE EXPRESS 2019』
7月6日(土):兵庫・ワールド記念ホール
7月7日(日):兵庫・ワールド記念ホール
7月13日(土):福岡・宗像ユリックス
7月14日(日):福岡・宗像ユリックス
7月20日(土):京都・パルスプラザ
7月21日(日):京都・パルスプラザ
8月3日(土):香川・レクザムホール
8月11日(日):群馬・ベイシア文化ホール
8月17日(日):岩手・産業文化センター アピオ
8月24日(土):静岡・エコパアリーナ
8月25日(日):静岡・エコパアリーナ
9月15日(日):千葉・ZOZOマリンスタジアム
コメントする・見る
2019/03/24