オリコンが最新3/18付(集計期間:3月4日〜3月10日)の週間デジタルシングル(単曲)及び週間デジタルアルバムランキング、週間ストリーミングランキングを発表。デジタルシングル(単曲)は、back numberの「HAPPY BIRTHDAY」が、週間4.7万DLで3週連続1位を獲得した。デジタルアルバムは、女性シンガーソングライター・milet(ミレイ)のデビューミニアルバム『inside you EP』が、初週0.7万DLで首位に初登場した。一方のストリーミングは、あいみょんの「マリーゴールド」(週間再生229.8万回)で今週も1位を獲得、これで10週連続の1位となった。
◆ダークだけど、しっかりとした芯のある女性
デジタルアルバムランキングで1位を獲得したmiletの「inside you」は、竹内結子主演ドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)のオープニングテーマ。先行配信された同曲は、週間デジタルシングル(単曲)ランキングで2/18付から3週連続TOP10入りを記録していた。人気作がしのぎを削るなか、デビュー作にして好スタートをきった。
2018年より本格的に音楽活動をスタートしたmiletは、幼少期よりクラッシック音楽を親しみ、その後、洋楽や日本語ロックを聴くようになる。思春期にはカナダ留学を経験しており、このバックボーンも楽曲制作に影響している。昨年10月には、イヴ・サンローランのグローバルイベント『YSL BEAUTY HOTEL』にアップカミングなアーティストとして抜擢され、ライブ出演を果たしている。オリコンが発行する雑誌『コンフィデンス』のインタビューで、「初めてのライブが誰もが知っているブランドのイベントだったことは本当に光栄ですし、スタッフの方に“ダークだけど、しっかりとした芯のある女性”というイメージに合っていると言っていただけたことも嬉しかったです」と語っている。
まさにその“ダーク”さがmiletの魅力。「暗い曲だけどどこか落ち着くとか、聴いてくれた人が平和な気持ちになる曲を歌いたい」とmiletが言うように、単純に“暗い”といったものではない。心の内をしっかりと描いた歌詞と、低音域と高温域を上手く使い分けた声が、独自な世界観を生んでいる。そして、その重厚感ある独特のハスキーボイスには、「SIA(『グラミー賞』にノミネートされたオーストラリア出身のシンガー・ソングライター)っぽくてカッコいい!」「独特な感じでめちゃくちゃ好き」というティーンを中心に幅広い世代の好意的なコメントがネットで溢れた。
◆英語と日本語を巧みに使い分けるソングライティングも魅力
また、カナダに留学をしていた彼女ならではのソングライティングも魅力のひとつ。英語と日本語の歌詞が上手く混ざり合い、印象的なフレーズで耳に残る。当初「inside you」は、全編英語だったが、ドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』の原作を読み、日本語詞をつけたものに直された。ドラマのストーリーと寄り添った楽曲に、ネットでは「主題歌が聴きたくてドラマを観ている」といった声も見られた。
こうした状況からも、ドラマ視聴後にネットですぐに楽曲購入ができるデジタル配信にセールスが直結するのも納得の結果と言えるだろう。
■禁無断複写転載
※オリコンランキング(売上枚数のデータ等)の著作権その他の権利はオリコンに帰属していますので、無断で番組でのご使用、Webサイト(PC、スマホ、SNS)や雑誌等で掲載するといった行為は固く禁じております。
◆ダークだけど、しっかりとした芯のある女性
デジタルアルバムランキングで1位を獲得したmiletの「inside you」は、竹内結子主演ドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)のオープニングテーマ。先行配信された同曲は、週間デジタルシングル(単曲)ランキングで2/18付から3週連続TOP10入りを記録していた。人気作がしのぎを削るなか、デビュー作にして好スタートをきった。
2018年より本格的に音楽活動をスタートしたmiletは、幼少期よりクラッシック音楽を親しみ、その後、洋楽や日本語ロックを聴くようになる。思春期にはカナダ留学を経験しており、このバックボーンも楽曲制作に影響している。昨年10月には、イヴ・サンローランのグローバルイベント『YSL BEAUTY HOTEL』にアップカミングなアーティストとして抜擢され、ライブ出演を果たしている。オリコンが発行する雑誌『コンフィデンス』のインタビューで、「初めてのライブが誰もが知っているブランドのイベントだったことは本当に光栄ですし、スタッフの方に“ダークだけど、しっかりとした芯のある女性”というイメージに合っていると言っていただけたことも嬉しかったです」と語っている。
まさにその“ダーク”さがmiletの魅力。「暗い曲だけどどこか落ち着くとか、聴いてくれた人が平和な気持ちになる曲を歌いたい」とmiletが言うように、単純に“暗い”といったものではない。心の内をしっかりと描いた歌詞と、低音域と高温域を上手く使い分けた声が、独自な世界観を生んでいる。そして、その重厚感ある独特のハスキーボイスには、「SIA(『グラミー賞』にノミネートされたオーストラリア出身のシンガー・ソングライター)っぽくてカッコいい!」「独特な感じでめちゃくちゃ好き」というティーンを中心に幅広い世代の好意的なコメントがネットで溢れた。
◆英語と日本語を巧みに使い分けるソングライティングも魅力
また、カナダに留学をしていた彼女ならではのソングライティングも魅力のひとつ。英語と日本語の歌詞が上手く混ざり合い、印象的なフレーズで耳に残る。当初「inside you」は、全編英語だったが、ドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』の原作を読み、日本語詞をつけたものに直された。ドラマのストーリーと寄り添った楽曲に、ネットでは「主題歌が聴きたくてドラマを観ている」といった声も見られた。
こうした状況からも、ドラマ視聴後にネットですぐに楽曲購入ができるデジタル配信にセールスが直結するのも納得の結果と言えるだろう。
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2019/03/13