シンガー・ソングライターの星野源が10日、福岡 ヤフオク!ドームで自身初の5大ドームツアー「星野源 DOME TOUR 2019『POP VIRUS』」（全8公演）のファイナルを迎えた。3時間強にわたって3万5000人を熱狂させ、男性ソロアーティスト史上5人目となる5大ドームツアーを完遂した。

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　冒頭、いきなりセンターステージに星野源が登場し、大歓声が巻き起こるなか、「歌を歌うときは」の弾き語りでスタート。そのまま最新アルバム表題曲「Pop Virus」を投入し、会場の熱気は一気に高まった。

　客席で歌うサプライズやセカンドステージでのセッションなど、ドームの大きさを感じさせないようなアイデアに富んだ演出で観客との心の距離が近いライブを展開していき、クライマックスには「一緒に踊ってくれますか？」の呼びかけで大ヒット曲「恋」「SUN」を立て続けにパフォーマンス。さらに「この曲が、たくさんの人からとてもいい反応をしてくれたことで『POP VIRUS』というアルバムが作れた」と話し、「アイデア」を披露した。

　アンコールでは改めて「本当にいい景色、みんな来てくれてありがとう」としみじみ感謝。最後に「Hello Song」を披露し、自身最大規模となる33万人を動員したツアーを盛大に締めくくり、「また会いましょう！」と再会を誓った。