シンガー・ソングライターの平井 大が27日、千葉・幕張メッセで開催された『次世代ワールドホビーフェア』東京大会のスペシャルステージに出演。「ドラえもんの前で歌うのは人生で初めて。すごくいい経験いなりましたし、特別な思い出になりました」と、『映画ドラえもん　のび太の月面探査記』の主題歌「THE GIFT」を生歌唱した。

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　ステージイベントは、小学校低学年の児童や未就学の幼児を中心に、600人を超える家族連れが集まり大盛況。ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫も勢ぞろいし、「夢をかなえてドラえもん」をみんなで歌って盛り上がった。平井もウクレレ伴奏で参加し、「子どもの反応は一番ピュア。たくさんの子どもたちが来てくれて、すごくうれしかった」とセッションを楽しんだ。

　平成最後、39作目となる今年の『映画ドラえもん』。平井は「歴史を僕が汲み取って、現代でどのように新しく表現できるのか。引き継がれていく歴史を“現代の贈り物”として届けたいと思っています。映画を通じて、たくさんの方に曲を聴いてもらえるというのは喜ばしいこと。主題歌が歌えて、本当に夢のような気持ちです」。

　その主題歌は、友情・絆をテーマに心あたたまる歌詞、どこか懐かしいメロディアスな楽曲に仕上がった。平井は「月を見るとロマンティックな気分になるし、僕自身、月を見上げて、音楽のことや、将来のことを考えることもあります。月はとても身近な存在でありながら、まだそこへ行った人は数えるほどしかいない。“届きそうで届かない、けれど届きたい場所”。地球と月の関係性は、人間にも置き換えられる。好きな人がいてもうまく気持ちが伝えられなかったり、仲良くしたくてもどうすればいいかわからなかったり。届かないからこそ生まれる美しさ、切なさが含まれた一曲になりました」と、思い入れたっぷり。

　平井は、ドラえもんと一緒に映画の宣伝と主題歌のリリース記念で、全国をまわる予定。「いつもどおり音楽を楽しんで、皆さんとすてきな思い出を作りたい」と、意気込んでいた。

■全国キャラバン
2月10日　インテックス大阪
2月17日　イオンレイクタウン
2月23日　ららぽーと横浜
3月3日　池袋サンシャインシティ
3月17日　キャナルシティ博多